広報おやま 2023年6月号
清 きよ 永 なが 政 まさ 治 はる さん 小山市自主防災会連絡協議会会長 羽川連合自主防災会連絡協議会長 羽川南部自主防災会会長 防災会のメンバーで地図を広げ、危険な場所や避難経路を確認 自分 のことは 自分 で 守 る、 自分たち のことは 自分たち で 守 る 小山市防災ポータル 防災ガイドブック 避難情報、公共情報、被害情報、気象情報、防災知識に関する情 報を確認することができます。 有事の際はリアルタイムに地図とともに表示されますので、事前 にチェックしておくとスムーズです。 基本的な防災知識のほか、避難所等の防災マッ プが掲載されています。市役所1階ロビー市政 情報コーナーで入手することができます。また、 想定される最大規模の大雨が降った際に想定さ れる浸水範囲や避難先が示されている小山市洪 水ハザードマップも同場所で入手することがで きます。 今すぐできる 「自分たちの地域は自分たちで守る」という連帯意識に 基づき、自主的に結成する自主防災組織の活動に精力的に 取り組んでいる清永さん。 清永さんは、自身が所属する羽川南部自主防災会の会長 に就任したとき、自身の年齢を考慮し任期を3期6年と決 め、2つの目標掲げました。 一つ目は、モノの充実。同防災会には備蓄倉庫があり、 災害時に地域の人たちが使える備蓄品を保管しています。 しかし、「使えなきゃ意味がない。定期的な点検と更新が 必要だ」と清永さんは話します。改めてこの地域に必要な 物を見直し、誰が見てもわかるように備蓄品の使用期限や 点検日、更には、防災倉庫内の資機材配置図を表にまとめ て管理しています。 二つ目は、緊急時の人的体制の整備。同防災会は令和4 年度中に地区防災計画案を作成しました。本計画の策定の 過程で、地域を歩き回り、どこが危険な場所かを確認し、 最適な避難経路を検討しました。そして作成されたのが「羽 川南部防災マップ」。このマップには地域に設置された消 火器、消火栓や安全な避難経路が示されています。あわせ て、有事における同防災会役員による見回り体制も確立さ れました。実際に歩いて回ることによって、同じ地域の中 でも少し低くなっている土地があり、地震時は大丈夫でも 大雨のときには危険な場所など、細部にわたり発見するこ とができました。 同防災会では定期的に防災訓練も行っており、訓練内容 も今の時代に起こる可能性の高いものを想定したものを取 り入れるなど、常により実践を想定した防災に取り組んで います。 清永さんは、一人でも多くの命が助かる、助け合える地域 を目指し、より多くの方に参加してほしいと話していました。 問危機管理課 ☎22-9869 防災ガイドブック▶ 問危機管理課 ☎22-9869 洪水ハザードマップ▶ 問治水対策課 ☎22-9204 広報おやま 2023.6 4
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