広報おやま 2023年6月号

滝 た き 澤 ざ わ 寿 かず 子 こ さん 栃木県防災会議委員 小山市消防団本部女性消防部部長 防災士 応急手当上級指導員 小山市男女共同参画推進サポーター おくるみとしての活用を実践。使用方法は風呂敷にイラストで記載 されています。 災害 から 命 を 守 った 「そのあとのくらし」 を 想定 して 準備 する 小山市安全安心情報メール 事前に登録したメールアドレスから防災・防犯の情報を受け取ることが できます。 01 空メールを送信 t-oyama@sg-p.jp にメールを送信 02 届いたメールのURLをクリック 送信したメールアドレスにURLが届くのでアクセス 03 利用規約に同意し、必要事項を入力 ■登録方法 情報収集 2002年6月、小山市に女性消防団が発足して以来、 22年間女性消防団員として活躍する滝澤さん。消防フェ アや防災教室、普通救命講習会などで講師として命を守る 行動について普及活動を行っています。「自分が知ること も重要なことだし、自分が普及することによって一人でも 多くの命が助かるのだったら」と思うと、辞めたいと感じ たことは一度もないそうです。 「災害」を「日常」と捉え、災害も防災も同じ日常の中 にあると考えると、備えておきたい防災グッズが見えてく ると話します。 そんな滝澤さんがイチ押しする防災アイテムが撥水加工 付きの「防災風呂敷」。サイズは100cm四方、見た目 は大判の風呂敷。しかし、撥水加工がされているので雨合 羽にもなり、バケツとして水を運ぶこともできます。その 他にもリュックやエプロン、三角巾など、たくさんの活用 方法がありますが、中でも赤ちゃんを守る道具として重要 だと滝澤さんは話します。おくるみや、おむつ替えの際の シートにもなります。災害時に小さいお子さんがいる家庭 では、子どもの安全な環境があって初めて安心することが できます。 生地がしっかりしているので、授乳ケープや着替えの目 隠しとしても使用できます。基本の防災グッズも重要です が、それすらも持ち出せない緊急時に、たった一枚、バッ クの中に常備しておくだけで災害時の不安を少し取り除く ことができます。 言われたからやるのではなく、 自分にとって何が必要かと いう 視点で防災について 考えていきたいです。 問市民生活安心課 ☎22-9282 広報おやま 2023.6 5

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