広報おやま 2023年10月号
ゼロカーボンシティ ネイチャーポジティブ and ゼロカーボンとネイチャーポジティブはどちらも環境問題を解決するために必要な取り組みであ り、小山市と小山市議会は10月1日、共同宣言を行い、温室効果ガス排出量の削減、自然林の保 全など、環境問題の解決に率先して取り組みます。今、わたしたちができることについて一緒に考 えてみませんか。 ゼロカーボンとは、 火力発電やガソリン車など から出る温室効果ガス排出量 (主にCO₂ (二酸 化炭素)) の量から、 緑が吸収する二酸化炭素 の量を差し引いて、 合計を実質的にゼロにする ことです。 「カーボンニュートラル」、 「ネット ・ゼロ」、 「脱 炭素」 ともいいます。 本市では、 2050年までに二酸化炭素の排出 量を実質ゼロにすることを目指す地方自治体「ゼ ロカーボンシティ」 として宣言を行い、 自然環境 の保全と両立した再生可能エネルギーを積極的 に導入し、 市全体でゼロカーボンを目指します。 「ネイチャーポジティブ」 とは、 平地林の減少 をはじめ、 自然環境にとってマイナスとなってい る現状を回復し、 プラスの状態に回復していくこ とを意味します。 本市では、 全国で3例目となる 「ネイチャーポ ジティブ」 宣言をし、 今年度中の 「生物多様性 おやま行動計画」 の改定を踏まえて、 自然と人 の暮らし、 経済が調和した小山市の豊かな環境 を次世代につなぐための取り組みを推進してい きます。 渡良瀬遊水地におけるセイタカアワダチソウなどの外 来種除去活動や、 近年被害が拡大しているクビアカ ツヤカミキリムシの拡大防止の活動を行っています。 省エネ家電等の購入費の 一部を補助しています。 公用車に電気自動車を 導入しています。 下水汚泥を活用し、 バイオマスエネ ルギーとして利用できるよう、 小山 水処理センター汚泥処理有効利用 施設を整備しています。 化学的に合成された肥料等を使用しない環境負 荷を抑えた持続可能な有機農業を推進しています。 これにより生物の多様性や農業生態系の健全性を 促進します。 市民や企業の皆さまと共に、 身近な自然の価値に 気づき、 一人一人が将来に守り繋げていくための プロジェクトを行っています。 ゼロカーボン 補助事業 ネイチャーポジティブ Whats Whats 問ゼロカーボン推進課 ☎ 22-9277 自然共生課 ☎ 22-9354 EV 車の導入 おやまグリーンアクション プロジェクト オーガニックビレッジ宣言 外来種除去 下水汚泥のバイオマス活用 広報おやま 2023.10 2 宣言
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