広報おやま 2023年11月号

市の現状と将来を知ろう! 公共施設マネジメントって? 小山市には築後30年以上経過し、古くなった施設が多くあります。古くなった施設をこのままにしておくと、急に壊 れたり、市民の方にとって使いにくかったりします。 全国的な人口減少やさらなる少子高齢化により、歳入の減少や社会保障費が増加するなど、公共施設等の老朽化に対応 するための財源確保は厳しくなることが想定されるため、将来を見据えた公共施設の考え方 (=公共施設マネジメント) が必要になってきます。 一方で、施設に使えるお金が減ってしまうからといって改修や建替えをしないとすると、施設がどんどん老朽化し使え なくなってしまい、今あるサービスの維持が難しくなったり、将来世代の負担が増加してしまいます。 施設の改修や建替えにかかるお金 建物は大体60年で建替えが必要とされて います。 しかし、適切な時期に改修を行い更新のた めの建替えをした場合、令和4年度から令和 37年度にかかる費用は普通会計で見てみる と1年あたり約43.5億円になります。 市が過去5年度、施設の改修等に使ってき た費用の平均は約45.7億円のため、今後も 同程度の費用を改修及び建替えに充てられる とすると賄える計算になります。 このことから、適切な時期に改修を行うな ど適正な管理を実施し、施設を長寿命化して いくことが大切です。 資産経営課 ☎ 22-9828 問 「小山市公共施設等総合管理計画」( 令和3年3月改訂 ) より 小山市にはどのくらい公共施設があるの? 延床面積のうち 半分くらいは学校 1975 ~ 1983 年 が建築ラッシュ 公共施設ってどんなもの? 公共施設とは"市が管理や運営をしてい る施設"のことです。 学校や公民館、図書館などのいわゆる "ハコモノ"だけでなく、道路や公園、橋な どのインフラも公共施設に含まれます。 広報おやま 2023.11 8

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