広報おやま 2023年12月号
野菜の授業 造園・花壇の 管理 食料環境科 梨の収穫中 食料環境科には、農作物の栽培を通して学ぶ「食料生産コース」と、自然との共生 を通して学ぶ「環境創生コース」の2つのコースがあります。広大な農場には生徒達 が日々管理を行っている作物や草花が数多くあり圧倒されます。 北桜高校は食料環境科、建築システム科、総合ビジネス科、生活文化科の4つの学科に分かれ、それぞれ基礎から専門的 な部分まで幅広く学ぶことができます。カリキュラムの約半分は専門科目になっています。普通科では経験できない学びを ご紹介します。 栃木県唯一の 総合産業高校 食料環境科の2年生、3年生に将来の目標について 教えてもらいました。 取材当日はたまねぎの播種。こ んな授業が行われていました。 先生「種の上に土は被せすぎな いで!なんでかわかる?種の気持 ちになって考えてみて」 生徒「土が重くて芽が出てこら れないから?」 先生「それも正解だけど、酸素 が届かないと人間と一緒で生きて いけないからだよ。土は被せない とだめだけど、被せすぎてもだめ だよ」 「食品製造」という 授業では、パンやジャ ム、ヨーグルトなどの 製造を学びます。座学 で学んだあと、実践し ます。将来、自分がや りたいことにもつなが り、とても面白いです。 造園緑地帯の刈り 込みや花壇作成・管 理を行っています。 栽培した花は近隣 の学校や警察署など にプランターに入れ て設置されます。 育てるだけでな く、フラワーアレン ジメントなども行っ ています。 様々な品種の梨やぶどう 等の果物を育てており、収 穫までに日々果樹の管理を 行います。おいしい果実を 育てるため、摘果や花柄摘 みなどを行います。 「果樹の実習は上を向く ことが多いですが、自分 達が育てた果実が実った ときは達成感があり、”大 変”よりも”楽しい”」と食 料生産コースの生徒が教 えてくれました。 大変 < 楽しい 調理系の 仕事がしたい! エクステリア デザイナー になりたい! 将来の目標教えて! 梨ジュースの製造 庄 しょうじ 司 叶 かなえ さん 髙 たか 木 ぎ 竜 たつ 樹 き さん 広報おやま 2023.12 2 栃木県立 小山北桜高等学校
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