広報おやま 2024年2月号

バル ーン の 魅力 多くの人を惹きつけるバルーン(熱気球)。 その魅力は何なのか。令和5年11月11日 (土)・12日(日)に行われた第30回おや まバルーンフェスタには寒空の下に早朝から 多くの人が集まっていました。そこには主催 者のバルーンにかける熱い思いや子ども達の 希望に満ちた温かい空気がありました。 風の影響を受けやすいバルーン(熱気球)。バルーンをロー プで地上につないだ状態で離陸、浮遊、着陸を体験する体験搭 乗では風速2メートル、実際に飛び立つフライトでは風速4 メートルくらいから実施が難しくなるといいます。それは日常 生活で「風が強いな」と感じるレベルよりもっと弱いレベルの 風。バルーンフェスタ当日も予定されたプログラムのうち複数 のバルーンが一斉に飛び立つ競技フライトが中止に。しかし、 だからこそ会場には一体感が生まれていました。体験搭乗では 主催者や関係者の飛ばしたい、多くの人を乗せてあげたいとい う気持ちと、来場者の飛んでほしいという気持ちが大きなバ ルーン一点に向けられ、会場からは『頑張れ』という声になら ない大声援が聞こえるようでした。 多くの人を惹きつけるバルーン。市内ではバルーンフェス タ当日だけでなく、体験搭乗できる機会があります。小山バ ルーンクラブが主催する体験搭乗は毎月小山総合公園で行われ ています。日時等の詳細はFacebook「おやまバルーンフェス タ」のページで確認できます。冬の澄んだ空でのバルーン体験 は格別です。お子さんの体験についても、一人で立てるくらい であれば可能ということなので、ご家族で乗ってみてはいかが でしょうか。間近で見るバルーンの大きさとゴーと唸るような バーナーの音、ふわっと宙に浮かぶ感覚は体験した人にしかわ からない特別な思い出となるのではないでしょうか。 1. 人が乗るバスケットにバーナーを取り付けます。 2. 全長約 20 メートルある球皮(風船部分)をバスケッ トに取り付け、インフレーター(大型扇風機)とバーナー の熱で膨らませていきます。 1 2 広報おやま 2024.2 8

RkJQdWJsaXNoZXIy ODQ0MTk3