広報おやま 2024年4月号

ゼロカーボン推進課 1 おやまの平地林をまもる取組を広げる 2 おやまの外来種の対策をすすめる 3 おやまの環境にやさしい農業を広める 4 生物多様性に配慮した取組を広める 5 生物多様性の活動を広め、 行動変容につなげる 地元の方たちの知恵を取り入れ、 幅広 い年齢層を対象にした昔の日本が豊かで 持続可能な暮らしを楽しみながら生物多 様性を学べる環境を整えていけるように したいです。 キラ星農園 農場主 篠 しの 崎 ざき 尊 たか 久 ひさ さん わたしたちの森を次世代につなぐため に必要なことについて平地林の保全に思 いのある方々に聞きました。 大谷地区 大谷南部地区在住 山 やま 中 なか 亮 あきら さん 今管理が行き届かず荒れた里山に、 将 来に向け価値をどう見いだすかが大切。 山林を地域有志の手で再生利用を目指 せるプロジェクトの開発に期待したい。 メルテック株式会社 管理課長 大 おお 原 はら 千 ち 佳 か さん 個人だけでなく企業も積極的に参加し、 地域全体で協働して森を守り育てる努力 が大切です。 弊社も平成28年から地域の森林を整 備する 『希望の森』 活動に取り組んでい ます。 (小山市荒井、 0.36ha) 次世代につなぐために 自然と人の暮らし、 経済が調和した小山市の河川 ・ 農地 ・ 平地林な どの現況を把握し、 次世代に継承するための計画である 「生物多様性 おやま戦略」 を令和6年2月、 約10年ぶりに改定しました。 戦略をけん引するために今後3年間に重点的に取り組む 「リーディン グプロジェクト」 を5つ設定しました。 その一番目に 「おやまの平地林 をまもる取組を広げる」を掲げています。小山市の生物多様性保全にとっ て、 平地林は、 生きものや植物のネットワークを築き上げるための重要 な拠点でもあるのです。 市と市議会は令和5年10月1日(日)「ゼロカーボンシティ&ネイチャー ポジティブ宣言」 をしました。 また、 令和6年4月からその両立を目指し、 新たに 「ゼロカーボン ・ ネイチャーポジティブ推進課」 を設けます。 脱炭素の取り組みと平地林の保全をはじめ生物多様性を高める取り組 みとが、 相乗効果を生み出すような施策を推進していきます。 TOPICS ゼロカーボン ・ ネイチャ―ポジティブの両立 リーディングプロジェクト ゼロカーボンシティ&ネイチャーポジティブ宣言 令和 5 年度 令和 6 年度 自然共生課 ゼロカーボン ・ ネイチャ―ポジティブ推進課 TOPICS 生物多様性おやま戦略の改定 東島田ふるさとの森 広報おやま 2024.4 5

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