広報おやま 2024年6月号

「在宅避難」 とは、 災害時において自宅に倒壊や焼損、 浸水、 流出の危険性がないなど安全性が確保できる場合に、 その まま自宅で避難生活を送る方法です。 在宅避難をする場合は、 普段から災害に備えた備蓄が必要不可欠です。 在宅避難・避難所 その判断は? 災害前の準備、災害時の情報収集 避難所にペット (犬や猫などの小動物) を連れて避難することは可能ですが、 人と同じ場所で過ごすことはでき ません。 万が一に備えて、 日ごろのしつけや健康管理、 飼育用のケージ (クレート) やエサなどのペット用品を準 備しておきましょう。 【ペットについて】 台風の接近や、 大地震な どの自然災害が発生した際 には、 避難情報や開設して いる避難所情報、 被害の情 報等を掲載します。 また、 平常時から、 電気、 水道等のライフラインに関 する情報や、鉄道、道路 (国 道、 県道) に関する情報が 閲覧できます。 防災ガイドブックとハザードマッ プを一冊にまとめ、 「いのちとくら しをまもる」 ための様々な情報を わかりやすく紹介しています。 ・災害への備え ・ 地震、 洪水 (氾濫)、 土砂災害 に対する防災情報 ・洪水、土砂災害マップ など 防災ポータル 防災ガイドブック (ハザードマップ) いつもの生活で災害対策 (フェーズフリー) 「フェーズフリー」 とは、いつも (平常時) ともしも (災 害時) を切り分けず、 平常時に使用しているものやサー ビスを災害時にも役立つようにしようという考え方です。 【いつも(平常時)】 ・ キャンプで使う寝袋 ・ 仕事で使うヘルメット ・ 音楽や情報を聞くラジオ など ➡ ➡ ➡ 【もしも(災害時)】 ・ 避難先での寝具に! ・ 落下物から頭部を保護! ・ 災害情報の取得に! など 家族で話し合い いつ起こるかわからない災害に備え、 日ごろから 家族で話し合っておきましょう。 ・家族の役割分担 ・ 必要な備蓄品、 非常用持出し品の準備 ・安否確認の方法 ・ 避難する場所やコース 【メリット】 ● 住み慣れた家で避難生活を送ることができる ● 感染症のリスクが低い ● 他人からのストレスを感じることがない など 【デメリット】 ● 物資の調達や情報の収集が難しい ● ライフラインが止まってしまう可能性がある ● 人との交流が少なくなる など 在宅避難 【メリット】 ● 堅固な建物で倒壊のおそれが低い ● 物資の調達や情報の収集がしやすい ● 生活のサポートが受けられる など 【デメリット】 ● プライベートの確保が難しい ● 感染症のリスクが高い ● 集団生活を送るためのルールに従う必要がある など 避難所 広報おやま 2024.6 9

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