若い世代の投票率が低いと言われ る昨今、 そのような中で、 白鷗大学 に 「とちぎ若者選挙推進部(TEP)」 という、 学生に投票を呼びかける啓 発活動を行っている団体があります。 今回、 同部で活動する4年生3人に、 普段の活動の内容や、 選挙について どう考えているかなど、 お話を伺い ました。 普段の主な活動は、 国政選挙にあ わせて啓発活動を行っており、 校内 放送で投票を呼びかけたり、 「選挙 のめいすいくん(明るい選挙キャラク ター)」 の着ぐるみを着て学内を歩 いたりしています。 また、 文化祭では選挙に馴染みの ない学生や来場者に投票を体験して もらうため、 模擬選挙を実施してい るそうです。 訪れた人は、 お気に入 りの写真などの題材について投票を し、 投票するとお菓子がもらえたり、 射的などの出し物で遊べたりすると のことで、 楽しみながら選挙を体験 することができそうです。 さらに、 記 載台や投票箱は市の選挙管理委員 会が貸し出した実際の投票に使われ ているものを使用しているということ で、 模擬選挙といっても本物の選挙 さながらの体験ができ、 実際に投票 を経験していない方でも、 選挙を身 近に感じるキッカケになるのではない でしょうか。 様々な部や同好会がある白鷗大学 において、 ひと際真面目そうな印象 を受ける同部ですが、 皆さん入部し た理由は、 「先輩や友だちに誘われ たから」 ということで、 意外にも最 初から選挙に興味があったわけでは なかったとのこと。 しかし、 活動を続けるうちに選挙 や日本の将来についても考えるよう になり、 「少子高齢化が進む日本に おいて、 若者も自分の意見を出さな いといけない」 と考えるようになった といいます。 また、 部員以外の友だ ちにも、 選挙に興味があるかなど、 軽い会話の中で聞いてみたり、 投票 を呼びかけたりするようになったとい うことです。 今回お話を伺った3人は皆さん普 通の大学生といった雰囲気ながらも、 選挙や日本の将来についてしっかり と自分の考えを語ってくれました。 彼 らのような若い世代が投票に行って いると思うと、 日本の将来について も少し安心することができそうです。 若者に聞いてみました 選挙についてどう思う? ○投票支援カード 口頭によるコミュニケーションが難しい方等が、 あらか じめ対応してほしい内容を記載して投票所で提示または指 差しにより必要な支援を申し出ることで、 スムーズに支援 を受けられることを目的として 「投票支援カード」 を作成 予定です。 市ホームページのほか、 投票所にも投票支援カードを 配付しますので、 ぜひご活用ください。 ○親子連れ投票記念証 親子連れ (18歳未満のお子さまを同伴) で投票に来た方 を対象として、 親子連れ投票記念証を配布予定です。 同記念証は、 子どもたちの将来の投票に繋げるため、 栃 木県選挙管理委員会が令和5年4月9日 (日) に執行された 栃木県議会議員選挙の際に作成していましたが、 今回、 市 でも独自にデザインして作成予定です。 ぜひお子さまと一 緒に投票所へお越しください。 令和 6 年度の選挙より新たな取り組みが始まります。 〈おもて〉 〈うら〉 (参考)親子連れ投票記念証(栃木県選挙管理委員会作成) (参考)投票支援カード(案) 広報おやま 2024.6 4
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