人権・男女共同参画を考える みんなが自分らしく 過ごしやすい小山市をめざして 人権擁護委員は法務大臣が委嘱する民間の方々で、 小山市では 現在14人の人権擁護委員が活動しています。 地域の方々からの人権相談に応じ、 問題解決のお手伝いをした り、 法務局と連携して人権侵害から被害者を救済したり、 地域の皆 さんに人権について関心を持ってもらえるような啓発活動を行って います。 地域の相談パートナー 人権擁護委員 活動を続けて26年の古川会長はこれまで様々な人権相談に応じてきました。 人権の相談ではないこともあるそう ですが、 どんな相談でも相談者と向き合い、 気軽に相談できる身近な存在になれるよう心掛けているそうです。 古川会長は 「誰かがやらなければ、 変わらないから。」 と今まで活動を続けてきた思いを話してくれました。 まだ まだ人権擁護委員の存在は知られていないと感じており、 もっと身近に感じてもらいたいと啓発活動にも力を入れて います。 全国の小学校で毎年実施している 「人権の花」 運動は、 児童が協力して花の苗を育てることを通じて、 協力、 感 謝することの大切さを学び、 生命の尊さを実感するなかで、 子どもたちに優しい思いやりの心を育む目的で行われ ています。 古川会長は、 人権の花を贈呈するときの講話 で、児童に「チューリップ」の歌詞「さいた さいた チュー リップの花が ならんだ ならんだ あか しろ きいろ ど の花みても きれいだな」を紹介して「思いやりと、相手 を認め合う気持ちを大切にしてほしい」 と話したそうです。 幼いときから人権尊重思想を育むことの重要性を感じて いるといいます。 みなさんの身近に様々な悩みを相談できる “人権擁護 委員” がいることを多くの人に知ってほしいと思います。 【人権相談】原則、毎月第2金曜日 10時から15時 市では、 人権施策に関する重要事項を審議するため審議会を設置しています。 人権施策の推進に理解と 意欲があり、 会議で建設的な発言をしていただける方を募集しています。 詳しい条件等は市ホームページ をご覧ください。 人権施策推進審議会委員の募集 栃木人権擁護委員協議会第二部会 会長 古 ふるかわ 川 勉 つとむ さん 市では一人一人の人権が尊重され、 性別にかかわりなく、 生き生きと暮らせる社会の実現を目指して様々な施策に取り組 んでいます。 人権 ・ 男女共同参画について、 考えるきっかけになれば幸いです。 6月1日は 人権擁護委員の日 古川会長にお話を伺いました 人権・男女共同参画課 ☎22-9292・9296 問 広報おやま 2024.6 6
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=