年3回、 希少植物の生育に悪影響を及ぼす 外来種であるヤナギやセイタカアワダチソウ の除去活動が行われています。 毎回約500人の参加者が集まり、 過去9年 間で延べ約2万人がこの活動に参加しました。 毎回1トン以上もの外来植物が除去されて おり、 今年度1回目となる6月22日 (土) の 実施の際は、 1時間ほどで2トントラック2台分 の外来植物を回収しました。 今年度は、 9月14日(土)と11月23日 (土) にも実施を予定しています。 ヤナギ・セイタカアワダチソウ除去作戦 渡良瀬遊水地における様々な取り組み 渡良瀬遊水地では、 「保全 ・ 再生」 「賢明な利用」 「交流 ・ 学習」 の3つの柱に基づき、 様々な取り 組みが行われています。 ヨシ灯り 渡良瀬遊水地に自生しているヨシを組み合 わせて制作したヨシ灯りによるライトアップイ ベント。 イベント当日は、 大小300基を超える ヨシ灯りが会場を幻想的な光で包みます。 令和5年に開催された 「夜景サミット 2023in足利」 において発表された、 新たな 夜景観光ブランド 「栃 とち 木 ぎ 七 しち 灯 とう 」 にも認定され ています。 今年度は、 11月9日(土) ・ 10日 (日) に開 催を予定しています。 ヨシ焼き 毎年3月には、 「良質なヨシの生育」、 「枯れ たヨシの中で越冬した害虫の駆除」、 「野火防 止」 などを目的にヨシ焼きが行われます。 また、 「地面に日光が照射することによる絶 滅危惧種発芽促進」 もヨシ焼きによる効果の ひとつで、 渡良瀬遊水地の自然環境を保全し ていくために欠かせないものです。 渡良瀬遊水地が炎と煙に包まれる光景は圧 巻で、 毎回多くの見物客が訪れています。 広報おやま 2024.8 4
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