広報おやま 2024年8月号

コウノトリの 巣作りから 巣立ちまで 渡良瀬遊水地では、 令和2年に東日本初となる野外繁殖によるコウノトリのヒナが誕生して以来、 5年連続でヒ ナが誕生しました。 コウノトリは、 生態系ピラミッドの頂点に立つ生きもので、 コウノトリが年間を通じて生息、 繁 殖するためには多様な環境があり、 それぞれの環境に生きものが豊富に存在する必要があります。 コウノトリが生 息できる地域はたくさんの生きものが生息できる自然豊かな地域であること (=生物多様性) の証明になります。 生物多様性とは、 生きものたちの豊かな個性とつながりのことです。 地球上の生きものは40億年という歴史の 中で、 さまざまな環境に適応して進化し、 3,000万種ともいわれる多様な生き物が生まれました。 これらの生命は ひとつひとつに個性があり、 直接的または間接的に支えあって生きています。 問ゼロカーボン・ネイチャーポジティブ推進課 ☎22-9288 渡良瀬遊水地のコウノトリ 巣作り(1~3月ごろ) 産卵・抱卵(3・4月ごろ) ふ化(4・5月ごろ) 足環装着(5・6月ごろ) 巣立ち(6・7月ごろ) 【コウノトリ写真提供:わたらせ未来基金 青木 章彦 氏】 広報おやま 2024.8 6 \ 巣材を集めます / \ 夫婦交代で温めま す / \ ヒナは 「ギー ギー」 鳴きます / \ この 時に性別もチェ ックし ます / 親鳥と大きさ が 同じくらい になりま す

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