広報おやま 2025年5月号
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ナットク×5健康・医療、福祉・高齢、環境・生態系、農業・食、歴史・文化財・伝統行事、人権・多文化共生 など調査の様子広報おやま 2025.5その4ビジョンの特徴はここ! 小山市域は元来、小山町と大谷村、間々田村、生井村、寒川村、豊田村、中村、穂積村、桑村、絹村の10の町村からなり、合併を重ねて現在の小山市になりました。もともとの10町村(地区)の特性は市の多様性を形作っており、これから先も大切にしなければいけません。そこで、それぞれの自然や成り立ち、今までの営みや文化・伝統、現在の住民の暮らしと意識など、各地区の風土(生活世界)を確認することでこれから進むべき道が見えると考え、地区ごとに風土性調査と名付けた調査を行いました。さらにその成果を基礎として地区別の未来ビジョンづくりを行い、小山市全体の未来を考える土台としています。その5こんな構成になっています ビジョンをつくるにあたっては、まず、私たちの生活が豊かな自然の恵み(生態系サービス)に支えられていることを確認し、その維持・回復をより良い暮らしの実現のための基盤としています。 その上で旧町村の地区分けをもとに、南北に広い大谷地区を北部・中部と南部に分け、11地区別に風土性調査を行い、各地区の大切にしたいもの、解決したい困りごとなど実情を明らかにし、30年後のあらゆる可能性を考え、未来ビジョンを作成しました。 さらに、地区をまたぐような、地区だけでは解決できない課題について、行政分野ごとに、市民アンケートや国の方針から現状と課題を整理し、目指すべき30年後の姿を描いています。 そして、それぞれの未来ビジョンをたて糸、よこ糸としてそれらを織り上げることで、小山市全体が目指すべき未来の姿として「田園環境都市おやまビジョン」を描きました。田園環境都市=田園環境都市おやまビジョンおやまビジョン地区別ビジョン成り立ち、自然、営み、文化、伝統、現在の住民の暮らしと意識行政分野別ビジョン■ 田園環境都市推進課 22-9379つつ55のポイント

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