□緒□江□□会長 清□□代表 武□□ 政□□治□□山□□ 幸広報おやま 2025.72災害で亡くなる方は女性が多いということを知って、衝撃的だっ災害のリスクが年々高まっている今だからこそ、防災の大切さについて知ってもらいたい。そんな思いを持つ、3人の防災士たちにお集まりいただき、座談会を実施しました。今回は、その座談会の様子をお届けします。清永:仕事をリタイアしたら、何か地域活動を始めたいと思っていて、そしたらすぐに自主防災会の話が来て、飛び込んでみた。消防行政の仕事にも携わってたから興味はあったしね。折角なら、防災の知識を早く得たいなと思って7年前に防災士の資格を取得したんだよね。坂本:私は、今、国際政策課というところにいるんですけど、その前は人権・男女共同参画課にいて、そこでの研修会のなかで、たんですね。避難所運営などに女性視点があまり反映されていないことも知って。だからこそ、女性の視点を活かした防災ってすごい重要だと思って、資格を取得しました。武山:本当に漠然とですけど何かやりたいなって思っていて…。地域づくりとか興味があって、でもそういう仕事をしていたわけじゃないし、専門知識もない。色々と考えていた時に、「あっ、防災興味あるな」と思ったんです。それで、【小山 防災】って調べていたら、防災士養成講座が出てきて、ちょうど募集期間中だったので「じゃあ、これをまず受けよう」って思ったんです。坂本:武山さんは防災に元々興味があったんですか?武山 : 一番、心の中で大きいのは東日本大震災です。当時は中学生だったかな。「大きい災害に遭遇した」っていうのが多分自分の中にあったんですね。大学生の時には、研究室で輪島の方に行ったり、そこでワークショップをしたり。卒業論文作成の中でも、災害ボランティアの方にインタビューしたりして、災害後の関わり方とか、そういうことの重要性を知ったんです。坂本:震災を経験して、防災に興味を持って、それでまた一歩踏み出そうって仲間を集めて。すごいですよね!清永:すごい!清永:命に関わることだから、真剣そのもの。養成講座を終えてやっぱり使命感は高まったよね。坂本:清永会長のおっしゃるとおり、真剣に考えないとなって思いました。ローリングストック(普段から食べている食品や日用品を少し多めにストックし、使った分を買い足す、サイクル型の備蓄方法)を家でしたり、スマートフォンにアプリを入れて情報収集したりするようになりましたね。あと、気象情報が気になるようになりました。清永:そうそう!気になるんだよ!今は川の状況とかもアプリで見られるし、便利だよね。※防災士とは…自助・共助・協働を原則として、 小山市自主防災会連絡協議会(羽川南部自主防災会)□□永ステップアップ防災おやま□ 菜小山市国際政策課□□□□本課長 坂人権・男女共同参画課時代に、女性視点の防災の重要性を感じ、防災士の資格を取得。現在の国際政策課では、外国人との防災協力を進めている。「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識のもと、地域の防災力向上のため、防災啓発活動に尽力している。防災に関する講座で出会った有志と共に団体を設立。主に子どもや女性を対象に防災に関する啓発活動を行っている。― 防災士になったきっかけ― 防災士の面白さ・気づき防災士 防災特集 ー特別座談会企画ー
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