広報おやま 2026年5月号

ワタラセ ハンミョウモドキ ワタラセ ツブゲンゴロウ など 渡良瀬遊水地は、 貴重な湿地生態系として生物多様性の 宝庫となっています。 1,500ヘクタールのヨシ原が広がり、 コウノトリやチュウヒをはじめとする鳥類やトネハナヤスリを はじめ、 900種以上の植物がみられます。 一方、 近年はイ ノシシが急増しており、 関係者の連携により捕獲等の対策に 取り組んでいます。 渡良瀬遊水地では、 湿地の賢明な利用のための取り組み を進めています。 再生された水辺や貴重な植物を守るため、 多くの市民や企業団体と連携し 「ヤナギ ・ セイタカアワダチ ソウ除去作戦」 を年3回実施し、 外来植物の除去を行ってい ます。 毎回約500人のボランティアが集まり、 これまでに累 計約22,000人が作業に参加しています。 生物多様性の宝庫 市民・企業団体による湿地保全活動 コウノトリは湿地生態系ピラミッドの頂点に位置する生きものです。 コウノトリが生息できる地域には、 生きもの がたくさんいる証明になります。 市では、 自然環境の保全の一つとして、 渡良瀬遊水地を拠点としたコウノトリ野 生復帰を推進しています。 コウノトリ・トキが舞う渡良瀬遊水地へ 渡良瀬遊水地周辺では、 人工巣塔を7基設置しています。 田んぼの生 物多様性保全やコウノトリが住みやすい環境整備などさまざまな取り組み を行った結果、 第2調節池にある巣塔では、 東日本初の野外繁殖に成功す るまでになりました。 令和2年のヒナの誕生以来、 6年連続、 計14羽のヒ ナ (令和8年3月1日現在) が誕生しています。 コウノトリの野生復帰 撮影 : NPO 法人わたらせ未来基金 青木章彦氏 ● 繁殖期には巣に近づかない ● 路上駐車等地域に迷惑をかけない ● 餌をあげない ● ドローン等の飛行禁止 ※堤防上から観察しましょう コウノトリが安心して暮らせる環境を守るために、 観察の際は次のマナーにご協力ください。 トネハナヤスリ 渡良瀬遊水地の自然 ~命を育む渡良瀬遊水地~ チュウヒ ワタラセ ツリフネソウ 令和8年には、 石川県で本州初となるトキの放鳥が予定されています。 渡良瀬遊水地 にトキが飛来し、 定着・ 繁殖することができるような環境整備にも取り組みます。 近い 将来、 渡良瀬遊水地にコウノトリとトキが舞う光景が期待されます。 トキも生息できる渡良瀬遊水地を目指して “わたらせ”の名にちなんだ 動植物も生息しています 観察マナー 広報おやま 2026.5 4

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