ブックタイトル小山市制施行60周年記念誌

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概要

小山市制施行60周年記念誌

しもつけひとがた下野人形Shimotsuke Hitogata和紙を加工する技法のひとつ「下野しぼり」。小山市には、この和紙で作った「下野人形」を思川に流す「思川の流しびな」の風習があります。素朴で愛らしい下野人形は美術工芸品として国内外で高い評価を得ています。どがあります。われる「本場結城紬織機(地機)」な間まそして、結城紬を織り上げるために使々ま紙の伝統的な加工技法「下野しぼり」。田だいられる「下野人形」の材料となる和る「間々田紐」。思川の流しびなに用ひも紐帯締めや羽織ひもとして愛用されてい古来の組紐に独自の技法を取り入れ、工技術を駆使して作る「指物」。日本箪笥」や「ダルマ戸棚」。伝統的な木旅館や商店で使われていた「家紋帳Mamadahimoがあります。にも、栃木県指定の誇れる伝統工芸品その昔は武士の兜の緒や下げ緒として使われてきた日本古来の手組みの紐。大正中期に東京で組紐を学んだ職人・渡邉浅市さんが実家の間々田に戻り、以来、4代にわたり間々田紐を作り続けています。化遺産に登録された「結城紬」のほか統工芸の文化があり、ユネスコ無形文小山市には熟練した技を受け継ぐ伝工芸品組み方によって台を変えて、多種多様な組紐を仕上げます。草木染めの風合いと手組みならではのしなやかさが魅力。伝統を守りながら、時代に合った製品も作っていきたいですね。間渡邉靖久さん々田紐の魅力は、草木染めの色合いと手組みならではのしなやかさです。結んだときにほどけないので実用性にも優れていますね。糸の染めは、草木染めや鮮やかな化学染めなどがあり、思川桜染めという手法もあります。草木染めのしっとりとした深みのある色です。市内の小学校で授業の一環として間々田紐づくりの授業を行っています。子どもたちは夢中になって作っていますね。昔から続く帯締めなどの古典的なものを作りつつ、時代に合った製品も生み出していきたいですね。12