ブックタイトル小山市制施行60周年記念誌

ページ
15/60

このページは 小山市制施行60周年記念誌 の電子ブックに掲載されている15ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

小山市制施行60周年記念誌

2小山ブランド家かもんちょうだん紋帳箪笥すKamonchodansu古くから日本国中で使われてきた木製の家具。小山市では、伝統を受け継ぐ職人が、家紋や屋号を飾った「家紋帳箪笥」やダルマを飾るための「ダルマ戸棚」を作り続けています。In Oyama City, there are traditional industrial arts, designated by Tochigi Prefecture,which take over the skilled techniques. These wonderful productsinclude the“Kamonchodansu”chests and“Daruma-todana”closets used intraditional Japanese inns and shops; the“Sashimono”, the joinery createdwith traditional woodworking techniques; the“Mamadahimo”cord, made usingthe ancient Japanese braiding traditions and independently created techniquesto make the highly favored Obijime and Haorihimo cords (strings forkimono); the“Shimotsuke-Shibori”, a traditional manufacturing technique tomake the Japanese paper used for the“Shimotsuke Dolls”that float downOmoi River on March 3; and the“Weaving machines of Honba Yuki Tsumugi(Jibata),”which is the unique loom used for weaving Yuki Tsumugi.木の質感にこだわる日本の工芸品を世界に知らしめるのが職人の使命です。鈴木光爾さん桐箪笥づくりの職人だった父の跡を継いで指物師になりました。八角に加工するダイヤモンドカットを考案したのは、一目で自分の作品だと分かるようなものを作りたかったからです。負けん気が人一倍強いのでしょう。日本の工芸品は木の質感にこだわります。その品質の高さを世界に知らしめるのが、私たち日本の職人の使命だと思います。素晴らしい木を手に入れても、実際に使うまで10年以上かけて乾燥させなければなりません。いい木を使って大切にしてもらえる道具を作り続けたいですね。さしもの指物woodworking joints伝統的な木工技術を駆使して造る家具などの木工製品を「指物」といいます。精密で丈夫なものをクギを使わずに、木材を組み合わせて作るのが特徴です。数少ない指物師のひとりに、小山市在住の鈴木光爾さんがいます。市内の工業団地市内で作られた鉄骨はスカイツリーにも使われています。(市役所前に記念のオブジェが設置されています)興を図ってまいります。の支援制度を強化し、工業の更なる振す。今後も企業立地優遇制度やその他市の経済の発展に大きく寄与しています。また、多くの雇用も創出しており、規模等を誇る企業がいくつもありま全国レベル・世界レベルの技術や製品、点を設けており、これらの企業には、の他にも多くの企業が市内に活動の拠130社の企業が活動しています。そ内の9つの工業団地には、およそ施策』を積極的に推進しています。市良さを生かし、『人と企業を呼び込むColumn小山市では、東京圏へのアクセスの工業の振興13