ブックタイトル小山市制施行60周年記念誌

ページ
35/60

このページは 小山市制施行60周年記念誌 の電子ブックに掲載されている35ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

小山市制施行60周年記念誌

小山市の未来のため、市ではさまざまな事業を行ってきました。都市環境を整備し便利で活気が溢れるまちづくり、地元の産業を応援し特産品をブランド化して市内外にアピール。また、市民が交流し活動できる場をつくり、文化の創造、市民の生きがいづくり、活力のあるまちづくりを推進してきました。こうして積み重ねてきた取り組みが、小山市の未来を紡いでいきます。上、左上)道の駅思川、左下)まちの駅「四季彩館」市内の自然、特産品、高い技術、歴史など「農畜産物と本場結城紬」「歴史・開運」「思川・思川桜・渡良瀬遊水地」「工業技術」「ハンドベル・花火の市民文化」「スポーツ・健康」「男女共同参画・ボランティア」を7項目の「おやまブランド」として発信してきました。特産品を販売する場所を設け、各種イベントを開催することで新しい小山を創生し、市内外にアピールしていきます。小山市の東部、鬼怒川に面した地域で作られてきた本場結城紬が、平成22 ( 2 010)年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。市では「小山市本場結城紬復興振興5カ年計画」を平成25 ( 2 013)年に策定し、本場結城紬の復興復活に努めていきます。貴重な湿地環境が保全され、絶滅危惧種を含む多くの動植物が生息する渡良瀬遊水地が、平成24 (2012)年「ラムサール条約湿地」に登録されました。今、市では自然保護、自然観察会の実施、「エコミュージアム」などの整備を通じて、市の「宝」として活用していきます。平成13 ( 2 001)年県内初の「男女共同参画都市宣言」を行い、平成16 ( 2 004)年に、「男女共同参画推進条例」を制定。市では女性が担ってきた庶務的な業務だけでなく企画立案の業務も担当させるなど、女性のスキルアップを支援し、女性職員の自治大学校への派遣、国等の機関への派遣等将来の幹部職員となるべき人材の育成に積極的に取り組んで来ました。そして、平成26 ( 2 014)年7月には、政策決定に関わる女性職員が、市役所にどれくらいいるかを調査した「全国813市区女性活用度調査」(日本経済新聞社発表)で小山市が全国第11位になりました。急速に進む高齢化に対し、「健康」で「生きがい」があって「仲間」がいる状況をつくることを重視して、小学校区単位に「いきいきふれあいセンター」を31カ所つくり運動や文化交流の場とし、また、高齢者が気軽に集える「友愛サロン」事業を始めました。そして、平成25 (2013)年11月には、「全国市区『高齢者対応度』調査」(日本経済新聞社発表)で、「医療・介護」「生活支援・予防(健康づくり)」「高齢者の社会参画」などの各分野で高水準の点数を得て、小山市が全国総合1位になりました。世界に発信する小山市の「宝」女性が活躍するまち高齢者がいきいきと暮らすまち33