ふゆみずたんぼ実験田推進協議会は7月8日、ふゆみずたんぼ米のほ場で現地検討会を行いました。最高気温が36度を超える中、農家、関係者及び専門家等14名が参加し、稲の生育状況、雑草の状況等を確認、稲の茎をカッターナイフで縦割りにし、幼穂長を確認しました(8ミリから12ミリ)。
株式会社関東農産の福井氏は、「順調な方と草に負けている方がいる。初期除草が重要。」と話しました。
また、下都賀農業振興事務所の水稲技術資料を示し、斑点米カメムシの発生が予想されることと、それが発生しにくい環境を整える7月上旬と下旬の2回の畦畔の草刈りについて話しました。
さらに令和5年産新潟米の品質低下について、その原因は出穂後の29度を超える高温であり、対策としては間断かん水が考えられると話しました。
今年も暑い夏が予想されますが、農家の努力と技術でおいしいふゆみずたんぼ米がつくられています。
黒本ほ場
生井ほ場