実証事業の概要 |
従来救急現場で救急隊が傷病者や家族等から口頭で聴取していた「傷病者の病歴、受診歴、服薬している薬」等の情報を、マイナンバーカードから取得することが出来ます。傷病者や家族等の負担が軽減されるとともに、情報の聴取時間が短縮され、傷病者に適応する搬送先医療機関の選定が可能となり、より迅速・円滑な救急活動が実施できるかを検証するものです。この実証事業は総務省消防庁主管の事業であり、全国67消防本部660隊で実施することが既に決定し、小山市消防本部も実証事業を開始する消防本部として選定されました。いざという時に備え、日頃からマイナンバーカードを携行するとともに、実証事業へのご理解とご協力をお願いいたします。
マイナンバーカードの活用により期待されるメリット |
◆症状等で救急隊員との会話が困難な傷病者の負担を軽減
◆傷病者本人が病歴や受診した病院等を忘れていても正確な医療情報が伝わる
◆意識がない傷病者に付き添われる家族等が傷病者の情報を把握していない場合でも、正確な医療情報が伝わる
◆聴覚・視覚等の障害がある方でも正確な医療情報が伝わる
◆適切な医療機関の選定に繋がる
実証事業ができる条件 |
※救急隊が必要と判断し、以下の条件を満たした場合のみ実証事業の対象となります。
◆傷病者がマイナンバーカードを所持していること
◆健康保険証の利用登録をしていること
◆傷病者等の同意が得られること
※重篤な症状等のため、傷病者から同意を得られない場合等の対応は、現在総務省消防庁において調整中です。
いざという時に備え、日頃からマイナンバーカードを携行するとともに、実証事業へのご理解とご協力をお願いいたします。今後も、より安心いただける救急活動を目指します。