【小山市長メッセージ】市民の皆さまへ(1月20日)
小山市長メッセージ(令和 5 年 1 月 20 日)
栃木県が「医療危機警報」を発出
・基本的な感染対策の徹底の継続
・救急外来や救急車は適切な利用を
全国の新規感染者数は、1月16日現在、直近の1週間で10万人あたり約712人となり、今週前週比は0.75と、先週の増加傾向から再び減少傾向に転じています。全国の年代別の新規感染者数は全年代で減少傾向となっていますが、80代以上の高齢者の占める割合が昨年夏の感染拡大時よりも増加する傾向が続いております。
栃木県内の新規感染者総数は1月19日現在、39万3,363人となりました。県内の新規感染者数は減少傾向も見られていますが、人口10万人当たりの新規感染者数は600人を超え、依然として高い水準が継続しています。
病床使用率は、第7波の最高値(64.1%)を超えて推移し、50%を超える期間は第7波(30日)を大きく超え50日となっており、今後も高止まりの見込みです。
救急搬送困難事案も第7波の最高値(179件)を超える状態が1カ月以上継続しており、第8波では入院患者に占める高齢者の割合が8割を超え、医学的管理の困難さや看護、介護の負担が増加し、病床使用率で示される以上に入院受入医療機関にかかる負担が大きくなっています。
このように、通常医療に大幅な制限が生じている中、冬季における救急医療の需要増もあり、医療の危機的状況が継続していることから、県は「医療危機警報」を1月19日に発出し、医療提供の機能維持を図ることとしました。
市民・事業者の皆様におかれましては、引き続き基本的感染対策の徹底をお願いします。感染に不安のある場合には無料検査をご活用下さい。また、体調不良時に備え、必要な物の備蓄やいざという時の相談窓口の確認をお願いします。なお、医療ひっ迫を防止するため、引き続き救急外来や救急車の適切な利用につきましても、ご理解・ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
医療・介護関係者の皆様の多大なるご尽力に、心から感謝と御礼を申し上げるとともに、新型コロナウイルスに感染され、治療を必要とする方々の一日も早い回復をご祈念申し上げます
令和5年1月20日
小山市長