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コウノトリJ0128「ひかる」とJ0238「レイ」ペアの産卵推定について(令和3年3月5日)

印刷用ページを表示する更新日:2021年3月5日更新 <外部リンク>

コウノトリJ0128「ひかる」とJ0238「レイ」ペアの産卵を推定しました

交代で卵を温める「ひかる」と「レイ」
▲交代で卵を温める「ひかる」(右)と「レイ」(左) 渡良瀬遊水地第2調節池内人工巣塔
 小山市ではラムサール条約湿地「渡良瀬遊水地」の「保全」と「賢明な利用」のため、コウノトリをシンボルとした貴重な湿地環境の保全と地域の活性化に取組んでいます。これまでの取組みが奏功し、令和2年5月30日(推定)には、昭和46年に国内野生コウノトリが絶滅し、平成17年に兵庫県での野生復帰開始以降、東日本初となる野外繁殖によるヒナが誕生しました。
 この度、渡良瀬遊水地第2調節池内の人工巣塔に定着するペアについて、「2月22日または23日に産卵が開始したと推定」しましたので、お知らせします。

産卵が推定されたペア

【オス】J0128「ひかる」(4歳)
 平成28年3月28日 千葉県野田市「こうのとりの里」生まれ
【メス】J0238「レイ」(1歳)
 平成31年4月6日 千葉県野田市「こうのとりの里」生まれ
 (今年の4月で2歳となるため、2歳の産卵事例として扱われます)
※昨年、渡良瀬遊水地での野外繁殖を成功させたメスの親鳥J0181「歌」(2歳)は令和2年10月14日死亡のため、新規ペアでの産卵推定となります。

産卵推定の経緯

 「ひかる」と「レイ」は令和2年11月頃から行動を共にするようになり、令和3年1月末頃から、交尾らしき行動が確認されていました。2月22日頃から、交代で巣に伏せるような行動が観察されるようになったことから、渡良瀬遊水地の監視ボランティアにご協力いただいている「渡良瀬遊水地見守り隊」のコウノトリ行動観察記録を、コウノトリの保全に取組む国内の飼育施設や行政機関等で組織されるIPPM-OWS(コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル)及び兵庫県立コウノトリの郷公園に提供し、両者のご協力のもと産卵を推定しました。産卵開始日を2月22日または23日とすると、推定ふ化日は3月28日または29日頃となります。
 なお、兵庫県立コウノトリの郷公園によると、コウノトリの成熟には3年を要するのが一般的であり、2歳のメス(今年の繁殖期に2歳となる個体を含む)が産卵した事例は、昨年の渡良瀬遊水地での事例を含めこれまで3例確認されており、今回が4例目です。

観察時のお願い

(1)繁殖期のコウノトリはとても神経質になっているため、観察や撮影は堤防上から行ってください。また、大変危険ですので、路肩や路上など、通行の妨げとなる場所へは駐停車しないでください。
(2)渡良瀬遊水地の小山市域では「渡良瀬遊水地の保全と再生及び賢明な活用に関する条例」によりドローンやラジコン等無人航空機の飛行が禁止されています。