水道施設の耐震性能について
印刷用ページを表示する更新日:2021年11月24日更新
管種別管路における耐震化率について
管路が備えるべき耐震性能と管種・継手ごとの耐震基準の考え方
厚生労働省は、平成18年度の「管路の耐震化に関する検討会」において、ダクタイル鋳鉄管の耐震性能について、以下のとおり整理しています。
Ns形継手等
耐震管
K形継手等
良質地盤であれば、耐震適合性あり
A形継手等
- 被害率が比較的低いが、明確に耐震適合性ありとし難い
判断の基準
- 第四紀更新世(洪積世)の地質であれば、良質地盤と判断する。
- 国土交通省の土地分類基本調査における表層地質図より、思川東部地域は洪積世であることから良質地盤と判断できる。
小山市において第3次拡張時に布設した基幹管路はK形継手を採用しており、耐震適合性があると判断できる。
基幹管路における耐震化率
上記のことから、
基幹管路における耐震適合管の割合60%