小山市の文化財(無形民俗文化財)
【中止】間々田(ままだ)のじゃがまいたについて
5月5日(火曜)開催予定の「間々田のじゃがまいた」につきましては、新型コロナ感染拡大防止のため、開催中止となりました。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
間々田(ままだ)のじゃがまいた
間々田のじゃがまいた
祭礼日時
5月5日
内容
間々田地区に伝わる祭りです。
「八大龍王」の幟を先頭に、竹・ワラ・シダなどでつくった大きな蛇体を子どもたちがかついで、町内を「ジャガマイタ」と叫びながら練り歩きます。
この祭りは、田植えを前にほどよい風雨を神仏に願い、あわせて悪病を追い払う行事だといわれています。
祭礼の場所
間々田八幡宮
指定年月日
平成31年3月28日
国指定
南飯田(みなみいいだ)の神田囃子(かんだばやし)
南飯田の神田囃子
祭礼日時
11月14日に近い日曜日
内容
江戸末期ごろ、大字生駒から習い覚えたとの伝承をもち、現在は南飯田神田囃子保存会が継承しています。太鼓・小太鼓・笛・カネで演奏されるショウデン・カマクラ・エドバカ・シチョウメ・オカザキといった五段囃子に合わせて、獅子舞、恵比寿の鯛つり、ひょっとこ踊り等の踊りが行われます。
祭礼の場所
南飯田地区
指定年月日
昭和39年5月14日
市指定
篠塚初午祭(しのづかはつうまさい)
篠塚初午祭
祭礼日時
3月第2日曜日
内容
村の無病息災と豊作を祈願するため、五色の布や布団で美しく飾りたてた「飾り馬」と呼ばれる神馬を神社に参向させます。神事が終わると、馬の飾りを解いて、流鏑馬が行われ、3つの的に向かって3本の矢が放たれ、そのあたり具合から、その年の作付けを占います。
祭礼の場所
篠塚稲荷神社
指定年月日
昭和40年8月27日
市指定
白鳥八幡宮古式祭礼(しらとりはちまんぐうこしきさいれい)
白鳥八幡宮古式祭礼
祭礼日時
旧暦の1月11日
内容
毎年旧暦の1月11日に行われる古式豊かな例祭で、地区の6つの組が1年交代でその執行にあたります。
神事が行われた後、ウツギの木で作った弓矢を用いて、鳥居につるされた鬼の面を射る「鬼面射弓」が行われます。これは鬼、すなわち悪霊を年の初めにあらかじめ神前で追い払うことによって、その年の悪霊の村への侵入をはばもうとする行事だといわれています。
祭礼の場所
白鳥八幡宮
指定年月日
昭和40年8月30日
市指定
田間血方神社神楽(たまちかたじんじゃかぐら)
田間血方神社神楽
祭礼日時
4月第2土曜日・日曜日
内容
この神楽は、明治年間に茨城県下妻市の大宝八幡宮より伝わったものといわれ、天照大神の「天の岩戸」の神話をとりあげた「岩戸の舞」を中心とした10の演目からなりたっています。
演目の中でも、地元の女の子が演じる「五行の舞」と呼ばれる稚児神楽はよく知られています。
祭礼の場所
田間血方神社
指定年月日
昭和42年4月20日
市指定
【公開中止】花桶(はなおけ)かつぎ
例年1月に開催されます花桶(はなおけ)かつぎですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、神事のみを執り行うこととし、公開は中止となりました。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
花桶(はなおけ)かつぎ
花桶かつぎ
祭礼日時
1月第4土曜日
内容
美しく着飾った7歳の女の子が花で飾られた桶をかつぎ、夜道を神輿・山車とともに、天満宮から胸形神社へと寒川地内を歩きます。神の子から人の子への節目と考えられる7歳の稚児が正装し、若水を入れた桶を象徴する花桶をにない、神輿の先導者として神に奉仕する習俗は県内でも珍しいものです。
祭礼の場所
龍樹寺から胸形神社
指定年月日
昭和48年3月11日
市指定
高椅神社(たかはしじんじゃ)の神楽(かぐら)
高椅神社の神楽
祭礼日時
10月第1土曜日
内容
太々神楽のひとつで吉田流を名乗り、「岩戸開き」など日本神話を脚色した12座の神代神楽から成り立っています。軽快なリズム感に富む舞いは神事舞踊としての上品さがよく保たれています。
祭礼の場所
高椅神社
指定年月日
昭和59年3月1日
市指定
篠塚稲荷神社(しのづかいなりじんじゃ)の神楽(かぐら)
篠塚稲荷神社の神楽
祭礼日時
11月23日
内容
太々神楽の一つで明治時代初期に足利から伝授されたものといわれています。
現在10座を伝承し、舞いの種類は平舞と速舞で四方舞形式を踏む神楽です。
祭礼の場所
篠塚稲荷神社
指定年月日
昭和59年3月1日
市指定
安房神社(あわじんじゃ)の太々神楽(だいだいかぐら)
安房神社の太々神楽
祭礼日時
大晦日から元旦
4月第2日曜日
内容
太々神楽の一つで伊勢誉田流を名乗り、幣舞に始まり山神の舞で終る12座から成り立っています。昭和52年に後継者が養成され、この郷土芸能が保存されています。
本殿には、完成8年(1796)奉納の太々神楽講中の絵馬があり、その歴史の古さを物語っています。
祭礼の場所
安房神社
指定年月日
昭和63年2月10日
市指定
アワガラ神輿(みこし)の習俗(しゅうぞく)
アワガラ神輿の習俗
祭礼日時
11月21日
内容
屋根にアワガラを差し込み、四方の鳥居や高欄などに毎年新しいミズヒキを結び加えて独特の装飾を施した神輿を氏子地域に巡行する行事です。
安房神社の祭神である天太玉命(あめのふとだまのみこと)を祖神とする一族が、粟を携えて全国にその勢力を拡大していったものと考えられています。
祭礼の場所
安房神社
指定年月日
平成5年2月1日
市指定
中河原(なかがわら)の廻(まわ)り地蔵(じぞう)
中河原の廻り地蔵
祭礼日時
通年
内容
地域内の一軒一軒の家から家へと順番にお賽銭を上げ、供養しながら不動尊や地蔵尊を廻す「巡行仏」信仰の一つです。地域の人々の地蔵尊への素朴な信仰が、昔の形態を変えることなくいき続けており、かつての民間信仰の一端をうかがい知ることができます。
小山市内で唯一、県内でも数例しか残されていない貴重なものです。
祭礼の場所
中河原地内
指定年月日
平成10年2月27日
市指定
ナムジゾウの習俗(しゅうぞく)
ナムジゾウの習俗
祭礼日時
中村地区
8月12日と17日
発戸地区
8月17日~23日
内容
盆の時期を中心に行われます。
子どもたちが唄を歌いながら集落内の野仏などをめぐり歩き、辻に来ると疫病や悪心が入ってこないようにと線香などをたいて辻固めを行う、ムラを単位として行われる信仰行事です。大字大本の中村地区・大字下初田の発戸地区の2地区が指定されています。
祭礼の場所
中村地内・発戸地内
指定年月日
平成16年12月21日
市指定