小山市中央市民会館整備検討懇話会からの提言書について
印刷用ページを表示する更新日:2022年11月1日更新
(左)小山市中央市民会館 (右)懇話会・荒井会長と諏訪副会長から濱口教育長への提言書手渡し
小山市中央市民会館整備検討懇話会からの提言書について
懇話会について
市役所本庁舎の隣にある小山市中央市民会館については、すでに築44年が経過し施設の老朽化が進んでおり、また開館当時と現在とで変化した社会状況や市民のニーズなど文化芸術活動を取り巻く環境等を考慮し、市の将来像を踏まえた施設の今後ふさわしいあり方について、検討を進めていく必要がありました。
こうしたことから、市教育委員会では、本施設の課題や問題点を踏まえ、整備の方向性についてご意見を求めたいと考え、各種団体関係者や学識経験者等による「小山市中央市民会館整備検討懇話会」を設置し、本施設の課題や問題点を踏まえ、整備の方向性に関して懇談をいただいていました。
10月28日(金曜日)に、同懇話会からの提言書が市教育委員会に提出されましたので、その内容等について公表します。
提言書について(全編は資料よりご参照ください)
提 言
- 小山市中央市民会館の整備の方向性については、「耐震改修工事や大規模改修工事により建物の長寿命化や機能の一定の向上が可能と認められる一方、文化センター大小ホールの音響や中央公民館諸室の狭隘さ、閉塞感など、大規模改修では改善し得ない課題があることを考慮し、建て替えの実現性を追究する」と提言します。
付帯意見
- 舞台設備や映像音響設備の水準、感染症予防も考慮した快適な室内環境の提供、誰もが安心して使えるバリアフリー化等、県内第二の都市にふさわしい教育・文化施設として再生を目指すこと
- 複合施設としての利点を最大限発揮できるよう、利用者のニーズや市民の声、利用状況等を踏まえて、明確なビジョンのもと施設の構成やレイアウトの見直しを行うこと
- 大ホール特定天井の落下防止対策工事(ネットの設置)については、あくまでも利用者の安全を緊急的に確保するための暫定的な措置として位置づけ、その後の改修工事のスケジュールを早急に示すこと
- 以上を踏まえ、大規模改修または建て替えの方針の決定に向けて、市は速やかに検討に着手すべきこと
資 料
小山市中央市民会館整備検討懇話会提言書 [PDFファイル/794KB]
第2回懇話会会議資料別紙(広報おやま) [PDFファイル/8.37MB]
提言を受けて
市教育委員会では、今回提出されました提言書の内容を踏まえまして、早急に全庁を挙げて、小山市中央市民会館の今後について検討に取り組んでまいります。