小山市の伝統工芸品である「結城紬」は、平成22年にユネスコ無形文化遺産に登録され世界でも守るべきものとして認められた一方で、ほとんどの生産者に後継者はおらず、産地は「売れない危機」以前に「作れなくなる危機」に直面しています。
このままでは日本最古の織物の技術が途絶えてしまうことが懸念されることから、小山市は本場結城紬の伝統技術を確実に後世へ継承するため、本場結城紬の生産振興に携わりたいという意欲的な人材を産地内外から積極的に受け入れ、産地と行政が一体となり後継者の確保・育成に取り組んでおります。
紬織士は、数多くの作業工程からなる本場結城紬の生産技法の全てを習得し、生産振興・普及宣伝の広告塔となる人材として職務に取り組みます。結城紬の生産方法等については「 ユネスコ登録 結城紬ってなに?」をご覧ください。
研修風景



技術習得研修について
- 市内織元宅に伺い、結城紬の職人さんより技術指導を受けます。
- 機織りの工程だけでなく、染色や絣糸の制作に関する技術も習得します。
- 手先を使う細かい作業や地道にじっくりと制作に取り組める方が向いています。
事務の業務について



事務の業務について
- 講習会の企画や運営、和装イベントの開催に向けた調整・資料作成
- 市内小学校等の見学対応
- マルシェ等のPRブース出展
- 出前講座・市内小中学校や義務教育学校での体験指導
- その他、結城紬が関連する業務に取り組みます
その他
作業風景の動画について
結城紬のInstagramにて紬織士の研修風景や業務について紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
- ユーザーネーム:@kimono_yukitsumugi
- URL:https://www.instagram.com/kimono_yukitsumugi?igsh=MTVlemh6YnJwd3k0NQ%3D%3D&utm_source=qr
紬織士の採用について
職員の採用情報については「職員等採用」のページをご覧ください。