令和7年4月15日(火曜日)、市内ラグビー場で心肺停止傷病者が発生した救急事案において、迅速な119番通報及びAED(自動体外式除細動器)を活用した応急手当を実施し、傷病者の人命救助に貢献された方々に対し、消防長から感謝状を贈呈しました
(写真前列左から、薬師寺 剛 様、相川 一彦 様、加藤 亜紀子 様、中田消防長)
(写真左が太田 学様)※4月16日(水曜日)に贈呈したもの
被表彰者
加藤 亜紀子(かとう あきこ) 様 【栃木県栃木市在住】
相川 一彦(あいかわ かずひこ)様 【埼玉県川口市在住】
薬師寺 剛(やくしじ たけし)様 【栃木県上三川町在住】
太田 学(おおた がく)様 【栃木県下野市在住】
功績の事実
(1) 発生日時:令和7(2025)年2月23日(日曜日)午後0時6分頃
(2) 発生場所:小山市大字松沼地内 白鷗大学ラグビー場
(3) 概要
【加藤様の功績】
加藤様は、ラグビーの試合を観戦中、ラグビー場内で傷病者が倒れていることを確認したため、119番通報を行うとともに、生徒たちを誘導し、救急隊の搬送経路を確保した。
【相川様の功績】
相川様は、監督として参加したラグビーの試合中、傷病者が倒れていることを確認したため、周囲の方に119番通報及びAED(自動体外式除細動器)を持ってくるよう依頼し、薬師寺様及び太田様と協力して、胸骨圧迫(心臓マッサージ)及びAEDによる除細動(電気ショック)を実施した。
【薬師寺様の功績】
薬師寺様は、ラグビー場の西側で中学生を指導中、ラグビー場内で傷病者が倒れていることを確認したため、ラグビー場に設置されたAED(自動体外式除細動器)を傷病者のもとへ搬送し、相川様及び太田様と協力して、胸骨圧迫(心臓マッサージ)及びAEDによる除細動(電気ショック)を実施した。
【太田様の功績】
太田様は、ラグビーの試合を観戦中、ラグビー場内で傷病者が倒れていることを確認したため、傷病者の呼吸及び脈拍の確認を行い、周囲の方に119番通報及びAEDを持ってくるよう依頼する。その後、相川様及び薬師寺様と協力して、胸骨圧迫(心臓マッサージ)及びAEDによる除細動(電気ショック)を実施した。
これら、一連の対応により、傷病者は救急隊到着前に心拍再開及び意識が回復し、新小山市民病院へ搬送後、数日の療養を経て社会復帰したもの。
応急手当講習の申込みについて
勇気ある行動と正しい知識による「早期の119番通報」「心肺蘇生法」と「AED」を実施することで「救命リレー」が繋がり、尊い命が助かりました。皆さんも一人でも多くの方に手を差し伸べ、皆さんが安心して暮らせるまちをつくるために心肺蘇生法を身につけましょう。
申込み方法は、消防本部のホームページ「応急手当講習のご案内」(別ウインドウで開く)をご覧ください。