新型コロナワクチンの副反応について
印刷用ページを表示する更新日:2022年7月20日更新
新型コロナワクチンの副反応について
新型コロナワクチン接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。
具体的には、注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、悪寒、下痢等の症状です。
こうした症状の大部分は接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。具体的にはじんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下を伴う場合を「アナフィラキシーショック」と呼び、発症した時には、すぐに対応が可能なよう、ワクチン接種会場や医療機関で適切な医療体制を整備しています。
その他、ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後にギランバレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
新型コロナワクチンの副反応について(厚生労働省HP)<外部リンク>