ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
地域とともにある学校づくり・コミュニティスクール
青少年
人権教育
文化財
小山こどもの森<外部リンク>
小山人権の扉<外部リンク>
小山市立文化センター<外部リンク>

教育長挨拶

印刷用ページを表示する更新日:2022年4月1日更新 <外部リンク>

濱口教育長

 ご挨拶

 市教育長 濱 口 隆 晴

 

 ○教育長として

 小山市には教員生活38年のうち、23年間お世話になりました。その間、お世話になった多くの方達に対して、そして私を育てていただいた小山市へのご恩返しのつもりで、令和2年10月1日より、教育長をお引き受けいたしました。微力ですが、今後も精一杯努めて参りたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 ○学校と教師の役割

 産業社会から知識基盤社会へという大きな構造変化の中で、学校の役割や位置づけは大きく変化してきています。2017年に告示された学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」という理念のもと「内容」中心から「資質・能力」育成へと学力論が大幅に拡張され、「主体的・対話的で深い学び」や「カリキュラム・マネジメント」といった考え方が提起されました。学習指導要領の前文にも学校に求められるものとして「一人一人の子どもが、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにする」と明記されました。急激に変化し続ける社会情勢の中で、このような教育の理想を実現していくことが、学校や教師には求められているのです。新しい学習指導要領は、小・中・義務教育学校とも、すでに完全実施されています。各学校では、日々、理想の実現に向けて、先生方が子ども達と一緒に頑張っています。

 

 ○小山市の取り組み

 各学校は「子ども第一」という発想や考え方で子ども達に向き合い、保護者や地域の期待に対して「成長した子どもの姿」を見せることで応えていきたいと思います。また地域にとって学校は、誇りや愛着を感じられる拠点であってほしいと願っています。こうした学校と地域が信頼関係で結ばれることが「開かれた学校づくり」になるはずです。コミュニティ・スクールや小中一貫教育の導入などの取り組みを通して、地域を含めたよりよい教育環境を整えていきたいと考えています。
 さらに従来より小山市では「生命尊重・人権尊重の教育」を重視し、3つの保証(「安全の保証」「確かな学力の保証」「成長の保証」)が学校の役割だと考えてきました。具体的な学校や子どもの姿として「子どもの瞳が輝き、笑顔があふれ、元気なあいさつが響く」をキーワードに設定し、学校づくりに取り組んできました。こうした取り組みの成果は、「学習診断検査」や「楽しい学校生活を送るためのアンケート」等に数値として表れています。市全体として (1)子ども達は落ち着いて学習に取り組んでいる (2)コロナ禍においても親和的でまとまりのある学級集団が多くみられる ことが分析結果として発表されています。これまでの指導の成果と捉えて良いと思われますが同時に現時点での課題を示しているとも言えるわけですから、今後も学習・生活の両面にわたってますますの充実を図っていきたいと考えています。

 

 ○大切にしていきたいもの

 学校教育を充実させる基盤が児童・生徒指導だと考えています。学校が荒れた状態では、学習は成立しません。従って学力向上もよい集団づくりも望めません。現在は先生方の努力で落ち着いた状態ですが、決して安心せず、今後もさらに万全を期したいと思っています。子どもを理解し、関わっていく上で大切なことは教師が特別支援教育の視点を持つことだと思います。それは言い換えると「一人一人の子どもをかけがえのない存在として捉え、その人間性を尊重して関わっていく教師の姿勢」です。ICTが発達し教育界に急速に導入されています。そのこと自体は悪いことではありませんが、同時に子どもの表情や息遣いを読み取り、信頼関係を築きながら温かい指導を構築していく教師の姿勢を忘れてはならないと考えています。このことは、様々な研修会で小山市の先生方にお願いしています。

 

 ○生涯学習の充実について

 小山市では令和4年に「第3次生涯学習推進計画」を策定し、市民の主体的な学習活動のあり方や、学習活動への支援に今後とも力を入れていく方針です。現代は、少子高齢化、高度情報化、国際化、価値観の多様化、環境問題の深刻化等、課題が山積している状況です。これからの変化も予測がしにくい状態です。多くの課題があり不透明な時代を生きていくためには、学び続ける必要があります。現在、小山市では、市文化センター、公民館、図書館、博物館、美術館等の公共施設を中心に様々な講習会や研修会、サークル活動等が行われており、参加者も多く、その活動はたいへん活発だと言えると思います。今後も市として、こうした生涯学習のさらなる充実を目指し、市民と行政の間の連携・協力体制の構築や生涯学習を通した市民のふれあいや交流の支援に力を入れていきたいと思っています。生涯学習を通して「いきいきと学び 積極的につながり 主体的にまちづくりに参画する市民」を目指していく方針です。生涯学習の充実は、小山市の未来にとっても、大切な取り組みだと認識しています。