1.小規模特認校制度ってなに?
小さな学校で学びたい、子どもを学ばせたいという希望者に対して、通学区域にとらわれず、一定の条件のもと、入学・転学を認める制度です。
少人数での教育のよさを生かし、一人ひとりの児童に目の行き届いた教育や個に応じた指導、体験活動等を通して、生きる力や豊かな人間性を培います。
- 小規模特認校へは、市内どこからでも住所を移すことなく、入学・転学することができます。
- 入学・転学の時期は4月1日を原則としていますが、年度途中での転学も可能です。
2.どこの学校が受け入れてくれるの?
今年6年度の受入れは、下生井小学校のみです。
※令和7年度に網戸小学校と乙女小学校が統合するため、今年度の網戸小学校の受入れはありません。
小山市立下生井小学校の紹介
住所
小山市下生井1546
電話番号
0280-55-0372
全校児童数
29名(令和6年4月3日現在)
渡良瀬遊水地に隣接する小山市最南端に位置します。あんずの香り漂う、豊かな自然環境の中にあります。小規模校の良さを生かし、きめ細やかな指導を行うとともに、地域の特色を生かした全校活動・異年齢集団活動を行い心豊かな児童を育てています。
小山市立網戸小学校の紹介
住所
小山市網戸1514
電話番号
0285-45-1732
全校児童数
23名(令和6年4月3日現在)
豊かな田園地帯に位置し、自然豊かな環境の中にあります。小規模校の特色を生かした全校活動、児童の創意を大切にした活動や交流教育を推進し、児童の主体性を育成しています。
- 現在、下生井小・網戸小では、市採用教員を配置し、複式学級(2つの学年にまたがる学級)を解消しています。各学年ごとに少人数の落ち着いた雰囲気の中、学習に取り組んでいます。
- 学級数は両校ともに6学級です。特別支援学級はありません。
3.希望するにあたって守るべきことは?
以下の内容が、制度利用いただく条件(遵守事項)となります。
- 小規模特認校が実施する教育活動に賛同すること
- 1年以上は許可校に通学させることに努めること
- 通学に当たっては保護者の費用負担及び責任において行うこと
4.希望するにはどうしたらいいの?
(1)まずは教育委員会教育総務課までご連絡ください。
教育委員会にて、担当より制度の説明をいたします。下記担当までご連絡ください。
(2)新入生には事前の見学を、転入生には見学及び一定期間の体験をお願いしています。
面談・見学(体験)の期日や回数(期間)について、学校とご相談いただきます。
(3)見学・体験を実施した上で、教育委員会へ申請書類を提出していただきます。
下記担当までご連絡のうえ、教育委員会までお越しください。
担当
教育委員会 教育総務課 教育政策係 電話番号:0285-22-9646
5.子どもたちに豊かな体験を 放課後活動
小規模特認校である下生井小・網戸小では、子どもたちに様々な体験活動を提供しようと月1、2回程度放課後活動を実施しています。
藍染め、お囃子、相撲、鼓笛、間々田組紐、ラムサール湿地条約登録・渡良瀬遊水地の自然観察、読み聞かせなど外部講師や地域ボランティアの協力を得て実施しています。

相撲教室

間々田紐体験

藍染め体験

正月かざりづくり
6.その他
希望すれば卒業後も小規模特認校区の中学校に進学することができます。