6月は「土砂災害防止月間」です!
これから梅雨や台風による大雨の季節を迎え、がけ崩れ等の土砂災害が発生しやすくなります。土砂災害から大切な家族を守るため、日ごろから気象情報に注意し、安全な避難場所を確認するなど、土砂災害に備えましょう。
土砂災害ハザードマップとは
栃木県が、土砂災害対策事業として県内の土砂災害危険箇所について調査及び区域指定をおこなったところ、小山市では8か所の急傾斜地が、「土砂災害(特別)警戒区域」として、県の指定を受けました。「土砂災害ハザードマップ」とは、指定に伴い、県主導により、対象地域の土砂災害(特別)警戒区域や避難場所を示した地図及び、土砂災害に備えての各種情報を掲載したものです。
土砂災害防止法とは
土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域について危険の周知、警戒避難態勢の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策を推進しようとするものです。
土砂災害ハザードマップ
小山市内には、急傾斜地崩壊危険箇所が8箇所あります。
以下の土砂災害ハザードマップで、危険箇所や避難場所を確認しましょう。
表示内容
土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、避難場所を地図上に表記してあります。
表示内容
避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)等の避難判断基準や、避難情報の伝達経路が表記してあります。
土砂災害に関する情報の伝達経路等 [PDF形式/273.63KB]
がけ崩れ(急傾斜地の崩壊)の前兆現象
次のような前兆現象が見られたときは、すぐに避難が必要です。
- がけに割れ目が見える
- 水が湧き出ている
- 小石がパラパラ落ちてくる
- 木の根が切れる音がする
避難情報の種類
避難準備・高齢者等避難開始
家族等との連絡、非常持出品の用意等、避難準備を開始してください。
避難勧告
お互いに助け合い、指定された避難場所等への避難行動を開始してください。
避難指示(緊急)
避難場所へ避難する場合は、他の土砂災害危険箇所や浸水想定区域(浸水するおそれがある区域)を避けた避難経路を選択してください。また、渓流からは直角方向にできるだけ離れるなど生命を守る最低限の行動をしてください。避難情報が発表される前でも、前兆現象等により危険を感じたら急いで避難してください。