小山市は、鉄道により市街地が分断されたことによる弊害を解消するとともに、駅東口の新しい顔づくりとするため、誰もが安心して安全に駅東西を快適に往来できる通路として、小山駅中央自由通路の整備を進めてきましたが、平成24年6月23日(土曜日)午前5時に開通いたしました。エレベーター、エスカレーター(上下)の付いた、誰もが安心して安全快適に通行できるものとなりましたので、ぜひご利用ください。
デザインコンセプト
自由通路の床は、小山市の恵まれた「水と緑と大地」の自然環境をコンセプトに、小山市のシンボルである思川の川面をただよう思川桜の花びらをイメージして淡いピンクを基調にデザインされています。このただよう花びらが駅東西をつなぐ絆として、駅周辺が一体化され活性化してほしいとの思いを込めています。
また、新たに張られた駅東側の通路の屋根は、小山市の将来が、輝く未来に向け風に乗って大きく羽ばたくよう、ヨットの帆をイメージしてデザインされています。
施設の概要
規模
幅員:10m延長(約90mです)
エスカレーター
駅東西に、それぞれ上り1基・下り1基のエスカレーターが計2基ずつ設置されています。省エネのため人を感じて起動するため、ご利用のない時は静止していますが、緑の矢印の方を入っていただくと自動的に動き出しますので、安心してご利用ください。
エレベーター
駅東西に、それぞれエレベーター(18人乗り)が1基ずつ設置されています。エスカレーターと同様に、ご利用のない時は電気が消えていますが、ボタンを押していただければ起動します。入ったまま中で回転せず同じ方向にでられる「通り抜けタイプ」のため、車椅子やベビーカー、シニアカーご利用の方も安心してお使いいただけます。
また、目の不自由な方のための点字表示や外部案内アナウンスなども装備され、救急時を想定してストレッチャーが入る縦長の形をしているため、自転車も手で押して運ぶことができます。(乗ることはできません。)
階段
階段は、西口は南に下りる形で、東口は北に下りる形で、エレベーターに沿って設置されています。階高が高いため、踊り場を設けています。
また、ご高齢の方や障がいのある方に配慮し、2段の手すりや点字の表示などが施されています。
その他
中央自由通路の開通に先立ち、通路の愛称を募集していましたが、その愛称が【さくら道】と決定しました。
「南口改札」は、JR東日本により、平成24年9月7日(金曜日)午後11時10分に【閉鎖】されました。ただし、南口改札前の東西自由通路についてはこれまでどおり通行できます。