第47回企画展「館野弘青彫刻展」

館野弘青《貫一お宮之像》 1986年 静岡県熱海市熱海海岸お宮の松前(参考作品)

館野弘青《友情の像》 1985年 小山市豊田北小学校(参考作品)

館野弘青《釈迦如来像》制作年不明 個人蔵
1.「開催概要」
会期
2019年7月13日(土曜日)から9月8日(日曜日)まで
開館時間
午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火曜日)、26日(金曜日)、8月13日(火曜日)、23日(金曜日)
観覧料
一般400円(団体300円)、高校・大学生250円(団体150円)
- 中学生・義務教育学生以下無料
- 団体は20名以上
- 障がい者手帳をお持ちの方と付添1名様無料
- おやまミュージアム割引 小山市立博物館の半券(2019年4月以降の日付印があるもの。年度内、1回限り有効)で一般100円、高校・大学生50円を割引
主催
小山市立車屋美術館
後援
朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、しもつけ新聞、テレビ小山放放送、東京新聞、株式会社とちぎテレビ、栃木放送、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局
2.「趣旨」
「人を表現することが永遠のテーマ」

館野弘青《顔》 1989年 個人蔵

館野弘青《バレリーナ》 1980年 個人蔵
小山市制65周年、開館10周年記念企画展第2弾として、小山市出身の彫刻家・館野弘青(たてのこうせい、1916から2005年)の個展を開催します。
館野は昭和15年大平洋美術学校卒業、18年第三部彫塑研究所修行。その後28歳で佐藤朝山に木彫りを学び、36歳で北村西望に師事するなど、たゆまずに研鑽を積みました。
22年日展に初入選、39年日展特選受賞、以後も入選を重ね彫刻家として地盤を固め、のちに日展では審査員、評議員、参与を歴任、ほかに日本彫刻会運営委員をつとめるなど彫刻界を牽引しました。
作品は人物像が中心で、堅実で調和のとれたフォルムに生命力のみなぎる作風が特徴です。野外彫刻の制作依頼も多く、《貫一お宮之像》(静岡県熱海市熱海海岸お宮の松前)は代表作であり館野芸術の集大成といえるでしょう。
本展覧会では、県内では初公開となるブロンズ像、石膏像、木彫など約25点を紹介します。
写実的な身体表現を追求した作品や、人物の内面性がにじみでる作品から、人体の美と生命の表現に取り組み続けた館野の造形世界をご体験ください。
3.「関連企画」
(1)オープニングセレモニー
日時
7月13日(土曜日) 午前10時から(15分程度)
会場
車屋美術館企画展示室
※申込は不要です。
(2)ギャラリートーク ~当館学芸員と作品鑑賞~
日時
7月21日(日曜日)、8月12日(月・休日) 各日とも午後2時から(30分程度)
会場
車屋美術館企画展示室
※当日の企画展観覧券が必要です。
(3)鑑賞プログラム「美術館で こどももおとなも てつがく対話」
美術作品を鑑賞し「さくひん」や「ひょうげん」「つくること」について考えてみませんか。
日時
7月27日(土曜日)
- 10時30分から12時00分まで こどものてつがく 対象:小学生・義務教育学校6年生以下15名(7月2日より申込先着順)
- 14時00分から15時30分まで おとなのてつがく 対象:中学生・義務教育学校7年生以上15名(7月2日より申込先着順)
ファシリテーター
生井亮司(彫刻家、武蔵野大学教育学部教授)
申込先
車屋美術館(22-0968)まで
同時開催
小川家住宅でアートに出会う
地域に親しまれてきた文化財(小川家住宅)に小山ゆかりのアーティストと第一線で活躍する作家による現代アート作品を展示します。
日時
7月13日(土曜日)から9月8日(日曜日)まで
- 小川家住宅観覧料が必要です。
- 一般100円、高校・大学生50円、中学生・義務教育学生以下無料