
けやきゆか《見て!感じて!作ってみよう!》
スタディプログラムの概要
平成29年度から、企画展に関連せず、美術にまつわることを幅広く学ぶためのスタディプログラムを実施しています。
令和3年度は3人のアーティスト、タムラサトル、木村俊也、前田恵理子をワークショップの講師に迎え、このスタディプログラムを拡張したプログラムを行います。
アーティストの作品や活動を展示で見て、感じてから、ワークショップで実技的なことを学び、制作するという、とても贅沢なプログラムです。
アーティストと共に作品を深く掘り下げることによって、今後の鑑賞体験や身近なものに対する眼差しがより豊かになることでしょう。
アーティスト・プロフィール
タムラサトル Satoru Tamura (現代美術家)
1972年、栃木県生まれ。現在、栃木県在住。筑波大学で総合造形を学び、動力を取り入れた動く立体作品を主に制作している。
2014年「タムラサトル《真夏の遊園地》」栃木県立美術館、2016年「釜山ビエンナーレ 2016」ほか国内外の多数の展覧会に参加。
2009年「第12回岡本太郎現代芸術賞」特別賞、2017年「INTERNATIONAL LIGHT ART AWARD 2017」First Prize賞を受賞。
「第14回アーティスト・イン・スクール タムラサトル(現代美術家)×川口市立前川東小学校6年生89人成果発表展〈われわれはワニを回す〉/講師作品展〈川☆口マシーン〉」の展示風景
撮影:金田幸三
画像提供:川口市立アートギャラリー・アトリア
木村俊也 Toshiya Kimura(彫刻家)
1988年、福島県生まれ。現在、栃木県在住。宇都宮大学、筑波大学大学院で彫刻を学び、主に動物をモチーフとした木彫作品を制作している。
2018年「The border line」いりや画廊、2019年「Sculpture Selection -木村俊也-」日本橋高島屋、「木村俊也 展」ガーデンテラス赤坂ほか多数のグループ展に参加。
2016年 第70回栃木県芸術祭大賞を受賞。

《spirit》2019年
前田恵理子 Eriko Maeda(靴下作家)
1979年、奈良県生まれ。現在、茨城県在住。京都市立芸術大学大学院在学中、ヘルシンキ芸術デザイン大学(現アールト大学)でニットデザインを学ぶ。その後、テキスタイルデザイナー、非常勤講師をしながら、奈良の靴下工場で制作。
2009年より各地のギャラリーやショップで展示販売。
毎年夏には養蚕をしている。

Photo:Noboru Murata
作品展示
会期
令和3年11月6日(土曜日)から12月12日(日曜日)
開館時間
午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
- 敷地内にある小川家住宅の開館は午後4時まで(入館は午後3時30分まで)
休館日
毎週月曜日、11月24日(水曜日)、26日(金曜日)
観覧料
無料
会場
小山市立車屋美術館 企画展示室