趣旨
小久保 裕(こくぼひろし、1949年生まれ)は、1973年東京芸術大学大学院美術研究科を修了後、パリのエコール・デ・ボザールに留学しヨーロッパ美術の神髄と伝統に触れ研鑽を積みました。
小久保の画風は、精緻に作りあげた重厚なマチエールと、透明度の高い色層が絡みあいながら調和する色彩が特徴的で、そこに描かれた半抽象的なモチーフが隙のないコンポジションを作っています。
長年、人間と自然の共生をテーマの中核としてきた中で、この十数年は「いのちの源である森」を擬人化するアプローチにより、自然への愛着や畏敬の念を表現してきました。
本展覧会では近作を中心に34点を紹介し、進化し続ける小久保裕の画境を俯瞰するとともに、今後の展開を探ります。

開催概要
会期
平成30年2月10日(土曜日)から3月25日(日曜日)
会場
小山市立車屋美術館 栃木県小山市乙女3-10-34
開館時間
9時から17時(入場は16時30分まで)
休館日
毎週月曜日(2月12日は開館)、2月13日、2月23日、3月22日、3月23日
観覧料
一般400円、大学高校生250円
- 中学生・義務教育学校生以下無料
- 障がい者手帳をお持ちの方と付添1名無料
おやまミュージアム割引
小山市立博物館の半券(平成29年4月以降の日付印があるもの。年度内、1回限り有効)で一般100円、高校大学生50円を割引
20名様以上の団体料金
一般300円、大学高校生150円
主催
小山市立車屋美術館
後援
朝日新聞宇都宮総局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、テレビ小山放送、東京新聞宇都宮支局、株式会社とちぎテレビ、栃木放送、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局