「描かれた水神展」
会期
2020年10月3日(土曜日)から11月15日(日曜日)
開館時間
午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日、10月23日(金曜日)、11月4日(水曜日)
観覧料
一般400円、高校・大学生250円
- 中学生・義務教育学校生以下無料
- 障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名無料
- おやまミュージアム割引 小山市立博物館企画展の半券(2020年4月以降の日付印があるもの。年度内、1回限り有効)で一般100円、高校大学生50円を割引
20名様以上の団体料金
一般300円、高校・大学生150円
無料公開日
11月3日(火曜日)文化の日
後援
朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、FMおーラジ、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、テレビ小山放送、東京新聞、とちぎテレビ、栃木放送、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮局
展覧会の概要
小山市立車屋美術館が所在する栃木県小山市間々田地区で、毎年5月5日に行われる「間々田のじゃがまいた」は、五穀豊穣や悪疫退散を祈願する祭礼行事で、巨大な蛇(じゃ)が街中を練り歩き、池に入るなど、農作物のための降雨を祈る雨乞いの要素も見られ、我が国の民間信仰を考えるうえで大変貴重であることから、平成31年度に重要無形民俗文化財に指定されました。
本展では、この指定一周年を記念して、水神を象徴する龍、蛇、河童などをテーマにした美術を紹介します。
日本の伝統的表現による絵画、あらたな造形性を表出させた書、「じゃがまいた」のにぎやかさをカラフルに描いた絵画など、多様な作品がそろいます。
また、緻密な構成で物語性のある独特な世界観を持つアーティスト秋山佳奈子が新作を発表します。
古来より日本人は水を司る神を信仰し、ともに生きてきました。そうした精神性や歴史など、目に見えないものをかたちにした美術に触れ、脈々と継承されてきた文化の奥行に思いをはせていただけたら幸いです。
秋山 佳奈子〔Kanako Akiyama〕
- 栃木県小山市生まれ
- 2010年 多摩美術大学大学院博士前期課程絵画専攻版画研究領域終了
「グロテスキュン★展」ギャラリー渓(2015年から)
「第22回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館(2019年)
「WCASアーティストインレジデンス」Mosan Art Museum/韓国(2017年) - 2009年度三菱商事アートゲートプログラム奨学生
秋山 佳奈子≪願い≫ 2020年 個人蔵
関連プログラム
1.「動画でやさしい日本画-水神を描く-谷川 将樹に習う墨と砂子の使い方」
日展を中心に活躍している谷川氏による、動画を使った講習です。各自、自宅等で制作します。
完成後に講師から個別のコメントが届きます。
講師
谷川 将樹(日本画家)
講習期間
10月3日(土曜日)から11月15日(日曜日)
対象
中学生以上10名(10月1日より申込先着順、電話番号0285-41-0968)
材料費
500円
2.「ARTのひきだし-手仕事のひきだし-身近な道具で織物をしよう」
親子で一緒にダンボールを使った簡単な織機で織物を体験します。
講師
すぎやま りえ(土と布作家)
日時
10月25日(日曜日)
1回目
午前11時から12時
2回目
午後1時30分から午後2時30分
会場
小山市立博物館
対象
年中以上のお子さまと保護者
各回6組、1組2名様まで(10月1日より申し込み先着順、電話番号0285-41-0968)
材料費
500円
展示作品一覧
齊藤 鷗舟≪龍図≫1979年 龍昌寺蔵
大道 あや≪蛇祭り≫1978年 小山市立博物館蔵