企画展チラシのダウンロードはコチラ→第78回企画展チラシ [PDF形式/729.53KB]
概要
慶長5年(1600)7月、上方で石田三成らが挙兵したとの報をうけ、徳川家康は会津攻めに進軍途中の諸将を小山に集めました。そこで会津攻めを中止、反転して上方へ向かうことが決定されます。これが世に言う「小山評定」です。
本展示会では、この「小山評定」から関ヶ原合戦に由緒を持つ甲冑を中心として、戦国時代末から江戸時代初期にかけての武器や武具をご覧いただきます。江戸時代300年の幕開けの時代に使用された貴重な武具の数々をご覧いただき、小山の名を歴史に残した「小山評定」へ思いをはせていただければ幸いです。
なお本展示会は、市内向野ご出身で、半世紀にわたり甲冑の収集を行われてきた伊澤昭二氏監修のもと、伊澤昭二氏、稲垣宏一氏、大川戸洋氏、戸田周一氏、中村武美氏のコレクションを借用して実現いたしました。ご所蔵の貴重な資料の展示をご快諾いただきました皆さんに、この場を借りて心より御礼申し上げます。
基本情報
会期 | 令和5年4月22日(土曜日)から6月11日(日曜日)まで | |||||
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開館時間 | 午前9時から午後5時まで(入館時間は午後4時30分まで) | |||||
場所 | 小山市立博物館 2階 企画展示室 | |||||
入館料 | 大人200(100)円、大学生・高校生100(50)円、中学生・義務教育学校生以下無料 ※( )内は20名以上団体料金、おやまミュージアム割(今年度の車屋美術館入館券提示で団体料金適用。1回のみ。) |
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無料入館日 | 5月5日(金曜日)こどもの日、5月18日(木曜日)国際博物館の日、6月10日(土曜日)・6月11日(日曜日)県民の日関連 | |||||
休館日 | 毎週月曜日(祝祭日を除く)・第4金曜日・祝日の翌日(祝祭日を除く) 4月24日(月曜日)、4月28日(金曜日)、5月1日(月曜日)、5月8日(月曜日)、5月15日(月曜日)、5月22日(月曜日)、5月26日(金曜日)、5月29日(月曜日)、6月5日(月曜日) |
ご利用案内(アクセス・マップ等)はコチラ→ご利用案内
おもな展示資料
徳川家康やその血縁・家臣にゆかりの資料
左:葵紋繍・甲冑籠手裂地(徳川家康所用・伊澤昭二氏蔵)
右:日の丸威胴丸(結城秀康所用・伊澤昭二氏蔵)
左:紫・浅黄糸威黒漆塗一文字頭二枚胴越中具足(細川興元所用・伊澤昭二氏蔵)
右:銀箔押二枚仏胴具足(加藤嘉明所用・伊澤昭二氏蔵)
家康と相対した諸将ゆかりの資料
左:鉄地黒漆塗縦矧二枚胴具足(上杉景勝所用・伊澤昭二氏蔵)
右:唐冠形兜(毛利輝元所用・大川戸洋氏蔵)
戦国期の刀剣
刀 無銘(兼長)(大川戸洋氏蔵)
刀 銘 於南紀重国造之(徳川頼宣所持・戸田周一氏蔵)
企画展関連事業
記念講演会「小山評定とその時代の軍装」
日時 | 5月14日(日曜日)13時30分から15時00分まで | |||||
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対象 | 一般 定員30名(先着) | |||||
内容 | 展示室でのギャラリートークとともに、小山評定の時代の甲冑や刀剣についてご講演いただきます。 | |||||
講師 | 伊澤昭二氏(甲冑研究家・小山評定ふるさと大使) | |||||
備考 | 参加費は無料 | |||||
申込方法 | 電話で先着順。4月15日(土曜日)午前9時から受付開始。 |
関連講座「甲冑を着てみよう」
日程 | 4月30日(日曜日)、5月28日(日曜日) | |||||
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時間 | (1)13時30分から、(2)14時00分から、(3)14時30分から(各回30分程度) | |||||
対象 | 各回1組ずつ(1組2名、ただし小学生の場合は3名まで可) | |||||
内容 | 戦国武将たちが着用した甲冑のレプリカを試着します。 | |||||
協力 | 博物館友の会 甲冑部会のみなさん | |||||
備考 | 参加費は無料 | |||||
申込方法 | 電話で先着順。4月15日(土曜日)午前9時から受付開始。 |