ほっしー★の ちょっと見てみよう

ほっしー★の ちょっと見てみよう

皆既月食

2022年11月8日(火曜日)は皆既月食です。皆既月食とは、月全体が地球の影に隠されてしまう現象です。このとき、月は完全に見えなくなるのではなく暗い赤色(赤銅色)に見えます。赤く見えるのは太陽光のうち赤い光が地球の大気により屈折して月の表面を照らすためです。
今回の月食は18時9分頃から月が欠け始め、19時16分には皆既食が始まります。皆既食は86分間続いて20時42分に終わります。
ちなみに月食中に月が天王星を隠す「天王星食」が同時に起こります。天王星は約6等級で、あまり明るくないため双眼鏡や望遠鏡を使って観察してみるとよいでしょう。11月8日は2つの「食」を楽しんでみてはいかがですか。

当日撮影した皆既月食と天王星、部分月食の写真です。

皆既月食01
皆既月食02

部分月食

2021年11月19日(金曜日)は部分月食です。部分月食とは、月の一部が地球の影に隠される現象です。部分月食は通常、暗く見えづらいのですが、今回の部分月食は月の直径の97.8%まで影が入り込むということで、皆既日食のような赤みのかかった暗い月が見られるようです。今回の月食は16時19分頃から月が欠け始め、18時3分で月が最も大きく欠けた状態になります。11月19日は神秘的な輝きを放つ月が昇る東の空に注目です。

部分月食

ほっしー号で撮影してみました。18時7分ごろです。

中秋の名月

2021年9月21日(火曜日)は,中秋の名月です。一般に「お月見」として親しまれています。中秋の名月は,太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まるため、必ずしも満月になるとは限りませんが、今年の中秋の名月は満月になります。秋の澄んだ夜空の下で、日本の月を見上げる文化を楽しんでみてはいかがですか。

皆既月食

2021年5月26日(水曜日)は、皆既月食です。さらに今回はスーパームーンの皆既月食で、24年ぶりだそうです。次回のスーパームーンの皆既月食は日本では2033年の10月になるそうです。

月食は、太陽と地球、月が一直線上に並び、地球の影に月が隠される現象です。皆既月食では、太陽光が地球に遮られて月全体が地球の影に入り、「赤銅色」という赤黒い月に見えます。めずらしい月を、ぜひ眺めてみましょう。

ふたご座流星群

12月13日(日曜日)から14日(月曜日)にかけて、ふたご座流星群の活動がピークを迎えるそうです。

今年は15日(火曜日)が新月ということもあり、月明かりの影響もなく、観察にはとてもよい空になりそうです。しかも、天気もよさそうです。

ふたご座は、夜の18時ころから、東の空に昇り始めます。日付の変わる深夜にはかなり多くの流れ星が見えそうです。

かぜをひかないように暖かくして観測してみましょう。

部分日食(夏至の日の日食は372年ぶり)

6月21日(日曜日)夕方、部分日食が起こります。(日本では部分日食ですが、台湾から北アフリカでは金環日食)
日食とは、月が太陽の前を横切るため、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。

16時10分ごろから欠けはじめ、17時10分ごろ最大食となり、18時頃に終了します。

太陽の光はとても強いので、肉眼や普通の望遠鏡や双眼鏡で観察をしてはいけません。
観察をするときには、遮光板(日食グラス)などの専用の器具を使って安全に行いましょう。

ちなみに、2035年9月2日には、日本で皆既日食をみることができます。

2023年5月26日(火曜日)水星

「ほっしー★のちょっと見てみよう」今回は、水星です。

「ほっしー★のちょっと見てみよう」水星

水星は太陽に一番近い惑星です。そのため、なかなか見ることができません。天文学者のコペルニクスでさえ、生涯一度も見ることができなかったそうです。

でも大丈夫!!チャンス到来です!!6月4日の東方最大離角(とうほうさいだいりかく)に向けて徐々に高度を上げていきます。日没後1時間が勝負ですよ!

  1. 太陽が沈んだら、西の空に金星を見つけましょう。
    (最初に見える一番星が金星です。)

  2. 次に金星の左上(約10°)に注目しましょう。

    1. 手を伸ばしてグーを作り、金星をのせます。
      金星の見つけ方右手

       

    2. その上に左手のグーをのせます。
      金星の見つけ方左手

       

    3. 左手のグーの位置付近に星を探しましょう。

  3. 0等星の明るい星、それが水星です!!
    (金星は-4.5等、1等星のカペラは0.1等)

実は…、水星も月や金星と同じく満ち欠けをしています。今度、ほっしー★号で撮影に挑戦したいと思います。

だいぶ日が延びてきました。
一日の終わりにちょっと空を見てみよう。

2023年5月14日(木曜日)春の大三角・大曲線・ダイヤモンド

5月の観望会が中止になってしまったので、ちょっと夜空の話をします。

では、午後9時頃、夜空をちょっと見てみよう。(日にちや時間は多少前後しても大丈夫です。)

春の大三角・大曲線・ダイヤモンド01

まず、南を向きます。
すると、正面に白く輝く星が見えると思います。
おとめ座の1等星「スピカ」です。

次に、バンザイをしながら真上を見上げるようにします(首が疲れますが…)。
左手の先に赤く輝く星が見えると思います。
うしかい座の1等星「アルクトゥールス」です。

今夜は、この2つの星を目印に夜空を見てみましょう。

春の大三角・大曲線・ダイヤモンド02

次に、右手の先に輝く星が見つかるでしょうか?
しし座の2等星「デネボラ」です。

「スピカ」「アルクトゥールス」「デネボラ」の3つの星座を線でつなぐときれいな正三角形ができあがり。
これを「春の大三角」といいます。

もう少し後ろまで見てみましょう。(転ばないように!)
7つの星が並んでいるのが見えるでしょうか?
大きなひしゃくの形をした「北斗七星」です。

春の大三角・大曲線・ダイヤモンド03

実は、北斗七星は「おおぐま座」のしっぽの部分なんですよ!
クマの形が見つかるでしょうか?

クマの下にはライオン(しし座)がいます。ライオンの後ろに「おとめ座」、その上に「うしかい座」と4つの星座を見ることができます。

春の大三角・大曲線・ダイヤモンド04

「北斗七星」の取っ手部分から「アルクトゥールス」、「スピカ」まで緩やかな曲線でつなぐことができます。
これを「春の大曲線」といいます。
星を見つける目印になります。

天頂付近に「りょうけん座」の「コル・カロリ」を見つけることができれば・・・、
「アルクトゥールス」「スピカ」「デネボラ」とつないで、「春のダイヤモンド」を見ることができます。

春の大三角・大曲線・ダイヤモンド05

月も上がってこない時間帯なので、いつもより星が見つけやすいかもしれません。

たまには、ちょっと星空を眺めてみませんか?

2023年5月8日(金曜日)

夜7時すぎ、西の空をちょっと見てみよう。
ひときわ明るく輝く星が見えます。宵の明星「金星」です。
実は、金星も月と同じように満ち欠けをしています。今、ほっしー★号で見ると、こんな形をしています。

金星2020年5月8日(金曜日)19時37分撮影

サンプル画像久しぶりのほっしー★号の出動です。

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  • 【更新日】2022年11月9日
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