城の現地学習
小山氏城跡(祇園城跡・鷲城跡・中久喜城跡)は、鎌倉期以来下野守護職を務め、小山を拠点に活躍した関東有数の武士団、小山氏の居城跡です。そのうち、祇園城と鷲城の現地学習をそれぞれ実施しています。
祇園城
築城年代はわかっていませんが、小山義政の乱後に、小山氏の中心城郭となったと考えられています。
展望台から思川の西側や鷲城を見渡したり、堀や土塁、虎口などを実際に観察したりします。博物館学芸員の解説の中には、実なしイチョウの前でイチョウの木伝説や七夕伝説があり、子どもたちは興味津々に話を聞いています。

祇園城の説明

土塁の見学
鷲城
東国における最大の内乱といわれた小山義政の乱の主戦場となりました。南北朝時代の城として、現在でも良好な状態で保存されており、中世城郭を知るための貴重な遺構となっています。
外堀付近で学芸員から鷲城の解説を聞いた後、土塁や虎口を観察しながら鷲神社へ向かい、鷲神社の解説を聞きます。また、クラスが2つののグループ(虎口を駆け上りながら城を攻めるグループ・鷲神社付近で城を守るグループ)に分かれて城攻め疑似体験をするプログラムもあります。

鷲神社の解説・見学

城攻め体験