令和6年度 学校課題
「教師が力を入れて学んでいること(学校課題)」
意欲的に取り組み表現する児童の育成~算数科の授業作りを通して~
今年度は、これまで進めてきたインクルーシブ教育の実践を大切に「学びに向かう集団」への意識を高め、特に、算数において、主体的な学習への取組を通
して学ぶ楽しさを実感させながら、主体的対話的で深い学びの実践を積み重ねることで、基礎基本の定着、学力の向上を図っていきます。また、教師や友達
との対話の中で、自分の思いや考えに自信をもち意欲的に表現する児童の育成を目指します。
乙女小の児童一人一人が【やる気満々 キラリかがやく 乙女の子】になるように、今年度の算数科では、次の3点を目指す児童像としていきたいと思います。
(1)課題に粘り強く取り組む子
(2)既習内容を活用して自分で考える子
(3)交流を通して自信をもって表現する子
具体的には、以下のような点について研究をしていきます。
(1)自主的・自発的に学習し、学びを実感する活動内容の工夫
・「分かる・できる・定着する」授業の実践を図る。 ・言語活動の充実を図り、主体的・協働的な学びを展開する。
・学習状況調査等の分析・評価から指導の重点を設定し、効果的な指導を実施する。
(2)数学的活動の充実を図った、意欲が高まる教材教具の工夫
・学びの段階に対応した作業用紙の作成や提示の仕方の工夫を図る。
・ICTの効果的な活用を図る。
・数学的活動の楽しさやよさを味わわせるための創意工夫に努める。
(3)落ち着いて取り組み、学習が定着する環境の工夫
・学び方を身に付けさせる(見通しをもって授業に臨めるような学習過程の提示を図る。)
・基礎基本の定着を図る。(個に応じた指導を充実させる。)
※インクルーシブ教育とは・・・
「一人一人を大切に」と「みんなで一緒に学ぶ」の両方の実現を目指す教育理念です。
この理念のもとに教育していこうというのが、本校の考え方です。