平和都市宣言
小山市は、わが国が世界唯一の被爆国として、核兵器の恐ろしさと被爆国の苦しみを世界の人々に訴え続けるとともに、再び地球上に広島・長崎の惨禍が繰り返されることがないよう世界の恒久平和を強く念願し、平成4年7月1日に平和都市を宣言いたしました。
平和都市宣言事業の経過
平和都市宣言の趣旨に基づき、市民の平和意識を高めるため、平成7年度から原爆写真等を展示する「平和展」を開催しています。また、平成8年度からは次代を担う子どもたちに「戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさ、平和の尊さ」を学んでもらうため「広島平和記念式典中学生派遣事業」を実施しています。他にも、平成15年度から児童生徒を対象とした「平和ポスターコンクール」の実施、平成27年度より「平和展」の縮小版となる「巡回平和展」の各出張所等での開催、児童生徒への平和啓発事業の実施など、市民総ぐるみの平和事業の推進に取り組んでいます。
小山市平和基金を設置
平和都市宣言の趣旨に基づき、平和を脅かす核兵器の廃絶と世界の恒久平和の達成に貢献することを目指して行う事業の財源を確保するため、小山市平和基金を平成24年4月1日に設置しました。
- 小山市平和基金条例<外部リンク>
令和6年3月31日現在平和基金額1,299,259円
令和5年度は平和基金から10万円を取り崩し、市内各学校への平和啓発図書の配布事業等の平和事業に活用しています。