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栃木県産地粉イワイノダイチは、市販のうどん粉より、生地を熟成させる(寝かせる)時間が長いです。
そのため、2日間に分けて作業することをおススメします。
【おすすめの作り方】
1日目・・・「まぜる」から「ねかせる」まで
2日目・・・「菊もみ」から「ゆでる」まで
材料 ( 3~4人分 ) ※750gのうどんができます
栃木県産地粉イワイノダイチ | 500g |
水 | 210g |
塩 | 30g |
打ち粉 | 適量 |
◆水と塩の分量は季節によって異なります。
うどん粉500gに対して、水と塩が240gになるようにする。
春 ・ 秋 | 水 210cc | 塩 30g |
夏 | 水 205cc | 塩 35g |
冬 | 水 215cc | 塩 25g |
道具
ボール(大/小)、計量カップ、ふるい、のばし棒(麺棒)、のばし板(まな板)、厚手ビニール袋(大)、包丁、ざる、切り板
▶切り板があると、麺を同じ幅に切りやすくなります。
つくりかた
まぜる 足ふみ ねかす 菊もみ のばす 切る ゆでる
まぜる
塩水をつくる
1.計量カップに水と塩を加えます。
▶季節によって分量が違うので注意!水と塩を合計240gになるように。
2.よくかき混ぜて、塩を溶かします。
▶塩は茹でるときに出ていくので心配ありません。
うどん粉をふるいにかける
1.粉全体に塩水を行き渡らせるため、粉の固まりをなくします。
▶そのままうどん粉をかき混ぜるので、大きめのボールを使いましょう。
水まわし
1.溶かした塩水の半分を入れ、手で素早くかき混ぜます。
▶ボールの下に濡れた布巾を敷くと、ボールが滑りにくくなります。
2.粉全体に塩がなじんできたら、残りの塩水を数回分けて入れ、同じようにかき混ぜます。
▶このあたりから小さな塊ができます。
3.作った塩水をすべて入れて、よくかき混ぜます。
足ふみ
生地をまとめる
1.できた小さな塊をボールの中で大きな塊にします。
▶塊を集めて、押しつぶして…とやると生地がまとまってきます。
足ふみ (6回程度)
1.まとまった生地をボールから取り出して、厚手のビニール袋に入れます。
2.袋の上から、まんべんなく踏みます。(だいたい30回)
▶足のかかとを使って、中心から外側に踏むと生地が広がります。
3.生地が平らになったら、三つ折りにします。
4.折り目を下にして、さらに踏み、平らになったらまた三つ折りにします。
※2~4を合計6回くりかえします。生地が広がらなくなったら「足ふみ」は終了
ねかす (熟成)
ねかす
1.足ふみの6回目が終わったら、三つ折りにして、折り目を内側にさらに折りたたみます。
2.生地を透明な袋に入れ、空気に触れないように口をしばり、熟成させます。
▶夏は涼しい場所(冷蔵庫)で、冬は常温で3時間ほど(市販うどん粉は1時間)
▶生地を指で押して、指のあとが残れば熟成完了
3.足ふみ(6回)と熟成(3時間)を合計3回くりかえします。
地粉イワイノダイチは、通常より長くこねて寝かせるなど手をかけることで、モチモチとツルツルとしたおいしいうどんになります。
菊もみ
菊もみ
1.3回寝かせた生地を袋から取り出し、のばし板の上に置きます。
2.外側の生地を内側へ包み込むようにして、丸い形を作ります。
3.包み込んだ中心を自分に向け、横に回転させながら気球のような形を作ります。
4.気球の口を指でふさぎ、ふさいだ口を下に向け、上から優しくつぶします。
※菊もみとは…生地の中に入っている空気を抜くために行う作業
もう一度ねかす
1.生地をもう一度ビニール袋に入れ、2~3時間ほど熟成させます。
▶熟成させてから指で押して跡が残れば、熟成完了。
のばす
押してのばす (丸形から四角形にします)
1.のばし板に打ち粉を広げます。
2.麺棒を中央から奥側へ転がしながら生地を伸ばします。
3.生地を180度回転させて、2と同じように伸ばします。
4.生地を90度回転させて、2と同じように伸ばします。
5.生地を180度回転させて、2と同じように伸ばします。
6.生地を90度回転させて、2と同じように伸ばします。
※こうすることで生地が均等に伸びます。生地が丸型から四角になったら終了。
巻いてのばす (四角形から長方形にします)
1.伸ばした生地を手前から麺棒に巻き付けます。
2.巻き付けたまま麺棒を手前に引き寄せます。
3.麺棒を転がして、引いて、転がして、引いてを4~5回ほど繰り返します。
▶巻き付いている内側の生地が伸びます。
4.麺棒から生地を外し、生地を180度回転させます。
5.1~3を繰り返し、生地を90度回転させます。
6.同じように1~5を繰り返します。
この作業を好みの厚さになるまでくりかえします。
中央から外側にのばす
中央に厚みがある場合は、中央から四隅に向かってのばす。
そうすることにより、厚さが均等に、さらに麺の長さもほぼ均一になります。
のばしの作業は、生地が長方形になるように意識しましょう。
端のほうが薄くないやすいので気を付けながら、なるべく均一の厚さになるように心がけましょう。
きる
折りたたむ
1.まな板の上に打ち粉をかけます。
2.生地を包丁で切りやすい幅に折りたたみます(びょうぶ畳み)。
▶折りたたむたびに打ち粉をかけると、生地に包丁がくっつきにくくなります。
きる
1.3ミリ幅を目安に生地をすべて切ります。
▶指を切らないように注意しましょう。
職人の包丁は、押すだけでよく切れる「麺切り包丁」を使っていますが、家庭用包丁でも十分切れます。ただし、包丁の刃が丸くなっていると、生地の端が切れずにくっつくことがあります。
打ち粉をはらう
1.切った麺を少量、中心からつまみあげます。
2.麺がくっついている場合は、ほぐしましょう。
3.麺が切れないように、まな板に麺をたたきます。
▶余分な打ち粉を落とします。
ゆでる
麺をゆでる (10~13分)
1.大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
2.お湯が沸騰したら、麺をほぐしながら少しずつ入れます。
3.茹でる分の麺をすべて入れたら、2回ほど下からかき混ぜます。
▶下にある麺が鍋にくっつかないようにするためです。
4.沸騰の勢いのまま、麺を10~13分ほど茹でます。
▶吹きこぼれに注意して、火加減を調節してください。
※茹でている最中は、麺を触らないように。麺が切れて短くなってしまいます。
5.10分後に麺を1本取り出し、水洗いして、塩気が感じられなければ茹で上がり。
▶やけどに注意しましょう。
麺を洗う (計3回程度)
1.茹で上がった麺をざるに入れます。
▶お湯は熱いので、やけどに注意してください。
2.再度鍋に麺と水を入れて、麺を洗います。
▶水洗いをすると麺が引き締まり、食感が一層よくなります。
3.水を入れ替え、再度麺を水洗いします(計3回程度)
※温かいうどんにするときも水洗いして、再び沸騰したお湯で温めます。
\ 麺の水気を切って、お皿に盛り付けたら完成!! /
切った麺は早めにゆでて、早めに食べるのがおいしさのポイント!
すぐに食べない麺は、1食ずつラップに包み、密閉容器に入れ、なるべく早めに食べましょう。
冷蔵の場合 | 数日間 |
冷凍の場合 | 約1か月 |
※食べるときは、保存状態を確認し、十分に加熱調理してください