第1回おやま歴ナビ講演会 縄文の道しるべー寺野東遺跡がつむぐ縄文のメッセージー
小山市の梁にある寺野東遺跡は、縄文人の生活水準の高さを示す遺跡として、1995(平成7)年に国の史跡に指定され、2004(平成16)年に史跡公園として「おやま縄文まつりの広場」が開園しました。
2024年はその開園20周年にあたるため、当時の発掘にたずさわった方を講師にお招きし、講演会を開催いたします。
開催日時
令和6年5月18日(土曜日)13時00分〜15時00分(30分前開場)
会場
小山市立生涯学習センター(〒323-0023栃木県小山市中央町3-7-1、ロブレ6階)
申込み
WEBフォーム、電話、FAXのいずれかの方法でお申し込みください。(先着150名)
WEBフォーム:https://logoform.jp/form/9Doh/544516
電話:小山市教育委員会文化振興課歴史のまち推進係宛☎0285-22-9659
FAX:小山市教育委員会文化振興課歴史のまち推進係宛📠0285-22-9560
講師紹介
江原 英(えはら えい)氏
1966年東京都生まれ。日本大学大学院文学研究科博士課程前期修了。現在、公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センターに勤務。
当日スケジュール
13時00分〜14時00分講演会(江原英氏)
14時10分〜14時50分座談会(江原英氏、野口静男氏(元小山市立博物館館長))
おやま歴ナビ講演会とは?
思川をはじめ、複数の河川が流れ、鎌倉時代には鎌倉につながる奥大道、江戸時代には日光と江戸を結ぶ日光街道が通った小山は、水陸両方の交通の要衝として栄えた歴史をもっています。
「おやま歴ナビ講演会」は、そのような歴史から生まれた、魅力あふれる様々な小山の歴史、文化財を広く発信し、多くの方の”マナビ”を”ナビゲーション”する講演会です。
寺野東遺跡
平成2(1990)年に、小山東部工業団地の造成にともなう発掘調査によってみつかった遺跡で、縄文時代の遺跡以外にも、6〜7世紀につくられた古墳や、奈良・平安時代の集落跡も確認されています。
縄文時代に約1000年をかけて形成されたと考えられている、直径約165mのドーナツ型をした環状盛土遺構(かんじょうもりつちいこう)や、木の実のアク抜きをしたと考えられている水場遺構(みずばいこう)など、縄文人の生活を知ることができる貴重な遺跡です。