小山市長メッセージ(令和5年5月2日)
新型コロナウイルス感染症は、5月8日から「5類感染症」に位置づけが変更となります。
栃木県内の新規感染者数は、低い水準が継続し、病床使用率、重症病床使用率については10%以下で推移しています。
5月8日からの5類感染症への位置づけ変更に伴い、栃木県の相談窓口や基本的な感染対策の考え方、療養の考え方等が変更となります。
特に、5月8日以降の基本的感染対策については、マスク着用の取り扱いと同様、個人や事業主の判断に委ねられることが基本となり、自主的な感染対策に取り組んでいただくことになります。また、受診・ワクチン相談センター、健康フォローアップセンター、コロナ後遺症相談センターなど5つに分かれていた県の相談窓口は「新型コロナ総合相談コールセンター」として1本化され、当面の間、発熱時の受診先の案内や副反応、後遺症に関する相談窓口として設置されることとなりました。
なお、県の毎日の感染者数の報告は廃止となり、他の感染症と同様に、県内76か所の定点医療機関からの報告数が週1回、県のホームページで発表されるようになります。
県内で初めて新型コロナウイルス感染症患者が確認されてから3年が経過いたしましたが、5月8日からの感染症法上の位置づけ変更により、大きな転換点を迎えることになりました。
あらためて、医療従事者、介護従事者の皆様をはじめ、市民、事業者等の皆様のご理解とご協力に深く感謝申し上げます。
位置づけが変更となった後も、コロナの存在自体がなくなるわけではありません。コロナやそれ以外の感染症の流行状況なども注視していただき、ご自身や身近な人を感染症から守るため、基本的な感染対策を継続いただくようお願いいたします。
市といたしましても、今後とも国・県の動向を注視し、引き続き市民の皆様の命と健康を守るため取り組んでまいります。
令和5年5月2日
小山市長