• 【ID】P-5416
  • 【更新日】2023年12月8日
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備えない防災 "フェーズフリー" 

備えない防災 ❞フェーズフリー❞ 

❞フェーズフリー❞とは

 「災害から自分自身や大切な人を守るための備えは十分ですか?」

 この質問に、皆さんは「十分備えている」と答えることができるでしょうか。

 「災害の状況を想像できない」「防災が大事なのは分かるけど、何をどのくらい準備しておけば良いのか」・・・。

 そんな皆さんに知っていただきたいのが「備える」けど「災害のためだけに備えない」防災=❞フェーズフリー❞です。

 ❞フェーズフリー❞とは、「いつも」と「もしも」の2つのフェーズ(局面)をフリー(自由)にするということです。

 「いつも=日常時」と「もしも=非常時」を分けることなく、日常の身の回りで使っているモノやサービスを災害時にも役立てよう!という考え方です。

❞フェーズフリー❞の具体例

 「備蓄品を買っておいたのに消費期限が過ぎていた」「防災ラジオを使おうと思ったら壊れていた」などは、防災備蓄によくある話です。

 また、「備蓄品を置くスペースがない」「防災用品は高い」などの理由から、なかなか備蓄が進まないのではないでしょうか。

 そこで、❞フェーズフリー❞で備えるモノ・サービスを、4つのカテゴリに分けて紹介します。

 

1 アウトドアや職場などで、普段から日常的に使用しているもの

  例)・ キャンプ用品のテントや寝袋、カセットコンロなどを災害時に使う。

    ・ 工場などで働く方が、業務で使用しているヘルメットを避難時に使う。   

 

2 日常のモノやサービスにひと工夫することで、非常時でも活用できるもの

  例)・  水や食料品、トイレットペーパーの日用品などを多めに買い置きし、古いものから順に使って、減った分を買い足す。(ローリングストック)

    ・ 社会科の授業で、災害時に危険な場所を確認する。 

 

3 普段使っているもので、非常時もそのまま使えるもの

  例)・ 水に強いボールペン(日常時も雨でも書ける)                                     

    ・ 外国人観光客向けの翻訳サービス(そのまま災害時の情報取得に)

    ・ 防災ラジオ(災害時の緊急情報取得に)

 

4 本来持つ機能が、非常時に別の用途・機能で活用できるもの

  例)・ ハイブリット車やPHEV等の電動車(災害時にモーターとバッテリーを電源として活用)

    ・ かまどベンチ(災害時は炊き出し場として使用)

 

 この他にも、気付いていないだけで、災害時に役立つものはたくさんあります。

 日常の生活の中で、「これは災害時にも役立つのでは」という❞フェーズフリー❞の視点を取り入れることで、「備える」という特別な意識を持たなくても災害に備えることができます。

新フェーズフリー                        

(画像をクリックすると拡大されます) 

「いつも」の行動で「もしも」の備えを!

災害から自分自身や大切な人を守るためにも、「今から自分ができること」を考えて取り入れていきましょう!

関連情報

 小山市防災ラジオとは

【食料備蓄】ローリングストックで災害に備える

このページの内容に関するお問い合わせ先

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〒323-8686 栃木県小山市中央町1丁目1番1号 6階

電話番号:0285-22-9869

ファクス番号:0285-22-9816

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