
美術展示室外観

車屋美術館入口

小川家住宅
概要
小山市の中央を流れる思川は舟運が盛んで、特に江戸時代から明治時代にかけて、江戸へ直結する重要な物資輸送路でした。
小山市乙女に所在する小川家は、江戸時代から明治時代にかけて乙女河岸で肥料問屋を営んでいた豪商であり、鉄道の発達にともない、明治末年現在の地に移転しました。
現存する建造物のうち主屋・土蔵・表門・米蔵・肥料蔵の5棟は、乙女河岸の繁栄を伝える貴重な遺産であると同時に近代和風住宅としての価値も高く、平成19年8月に国の登録有形文化財として登録されました。
小山市ではこの貴重な建造物の活用を図るため整備をすすめ、多くの方々のご協力とご支援により、平成21年4月、小山市立車屋美術館として開館いたしました。
当館は、建造物の文化財的価値を尊重しつつ、芸術や歴史に関する知識および教養の向上を図るとともに、地域活動の拠点および文化創造の場として、多彩で個性ある文化の振興に貢献することを基本理念としています。
それをふまえて、貴重な文化財を継承しつつ、古美術から現代美術まで幅広く小山市ゆかりの美術を紹介し、さらに多様な芸術に親しむ機会を提供すると同時に、二十一世紀にふさわしい新たな文化芸術の育成および発信に力を尽くしてまいります。
施設案内
開館時間
午前9時から午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日
毎週月曜日と第4金曜日(休日の場合は除く)、祝日の翌日(土日休日にあたる場合は除く)、年末年始(12月29日から1月3日)
観覧料
企画展ごとに異なります。 常に中学生以下無料。
登録有形文化財 小川家住宅
開館時間
4月から9月
午前9時から午後5時
10月から3月
午前9時から午後4時
- いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日
毎週月曜日と第4金曜日(休日の場合は除く)、祝日の翌日(土日休日にあたる場合は除く)、年末年始(12月29日から1月3日)
観覧料
- 一般100円
- 高校・大学生50円
- 中学生・義務教育学校生以下無料
活動内容
- 年5回程度の企画展開催
- 小川家住宅の公開、管理
- 市民ギャラリーとしての貸出
- 美術に関する調査研究
- 教育普及活動
- 美術情報の提供
施設概要
面積
2695.58平方メートル
美術展示室(旧米蔵)
198.74平方メートル
小川家関係資料展示コーナー(肥料蔵)
111.79平方メートルのうち30平方メートル
主屋
195.33平方メートル
土蔵
41.40平方メートル
表門
間口1.19メートル
駐車場
560平方メートル