小山市内の小学校・義務教育学校の3年生を対象に出前授業を実施しています(H23年度は4年生でも実施)。社会科「市のうつりかわり(市の様子と人々のくらしのうつりかわり)」の学習に対応しています。戦前・戦後のころの生活の道具を衣・食・住に分けて展示し、昔の生活の様子や先人の知恵を学びます。石臼で大豆を挽いたり、昔の着物の着用体験をしたりもします。また、市の様子のうつりかわりが分かる写真パネルの見学もします。
古い道具についての学習
道具の名前や材料、その使い方や工夫について解説しています。昔の道具の見学や、その使い方を学習することを通して、地域の人々の生活が変わってきたことや、過去の生活における人々の生活の知恵などについて理解できるようになっています。
古い道具を見学する児童
ワラミノや野良着などの試着
昔のくらし体験
石臼体験
実際に石臼を使って大豆をひき、きな粉にしていく体験ができます。大豆がきな粉に変わっていく様子を見て、子どもたちも大喜びです
石臼体験
市の様子のうつりかわり
小山市内の移り変わりが分かるように、駅や国道などの昔と今の写真を見学します。
また、各学校の周りの様子についても昔と今の写真で見比べられるようになっています。
来館方式の郷土学習
小山市外の児童には来館方式で郷土学習を実施しています。毎年、下野市、栃木市、野木町などの小学生が博物館に来て、常設展示室にある昔の道具の見学や説明を通して、むかしの人々の知恵や工夫を学んでいます。
解説の様子(博物館常設展示室にて)