市内全小学校・義務教育学校の3年生を対象に実施しています。当館で所蔵している昆虫標本35箱分約500点を小学校に持っていき、体育館に展示します。昆虫の観察や解説を通して、「昆虫の多様性」、「昆虫の持つ驚きの能力や特徴」、「昆虫と環境との関わり」などを学習します。理科「チョウを育てよう」「こん虫のかんさつ」の学習に対応しています。
博物館職員が持ってきた昆虫の中からいくつかの昆虫をピックアップし、その生態等について解説します。子どもたちは昆虫に対して非常に興味・関心が高く、それぞれの昆虫について解説を行うたびに驚きや感動の声があがります。
解説を受ける前と後に、子どもたちが自由に昆虫を観察できる時間を設定しています。その際、子どもたちは、世界中の昆虫の標本を間近で観察したりクイズに挑戦したりしながら、熱心に学習をしています。
大好きな昆虫を目の前にした子どもたちはうれしそうな笑顔をたくさん見せています。初めは嫌がっていた子もそのうち慣れ、とても楽しそうに取り組んでいます。