”ひともまちも元気な小山市”の実現を図るため、平成15年3月に「第1次健康都市おやまプラン21」を、平成25年3月に「第2次健康都市おやまプラン21」を策定し、ヘルスプロモーション*の理念に基づき、一人ひとりの「豊かな人生」を目指し、個人・地域・行政が力を合わせて健康づくりに取り組んできました。
令和7年度からの「第3次健康都市おやまプラン21」は、今まで個別に策定してきた「小山市歯科保健基本計画」、「小山市地域医療推進基本計画」を包含し、市民の健康づくりを推進する総合計画として策定されました。
3次プランにおいても、一人ひとりの「豊かな人生」を目指し、市民が主体的に健康づくりに取り組めるよう、家庭、学校、地域、関係団体、職域と連携しながら施策を展開していきます。
「第3次健康都市おやまプラン21」における具体的な目標
ひともまちも元気な「健康都市おやま」を基本理念に掲げ、すべての市民が自分の目指す健康な暮らしができるよう“気軽に健康、自然に笑顔 夢ひろがるまち「おやま」をつくろう”を全体テーマとし、4つの基本方針に基づく具体的な行動目標を以下のように定めました。
全体テーマ、基本方針、行動目標は
\検討部会*の皆さんと一緒に考えました/
その中でも、
◯生活習慣病予防対策
◯ライフコースアプローチを踏まえた女性の健康づくり
◯歯科保健対策
◯地域完結型医療の実現に向けた地域医療に対する意識の醸成
◯医療体制の整備・充実
◯感染症対策 を重点的な取り組みに位置づけ、推進していきます。
ダウンロード
第3次健康都市おやまプラン21【本編】 [PDF形式/5.96MB]
第3次健康都市おやまプラン21【概要版】 [PDF形式/2.85MB]
◆過去のプラン◆
- 第2次健康都市おやまプラン21【本編】 [PDF形式/7.36MB]
ヘルスプロモーションとは
ヘルスプロモーションの理念
ヘルスプロモーションとは、「人々が自らの健康とその決定要因をコントロールし、改善できるようにするプロセス」と定義されています。
概念図にあるように、目指すのはその人が望む「豊かな人生」を送ることであり、そのための資源が健康です。つまり、健康づくりの目的は「病気にならないようにすること」ではなく、どんな健康状態にある人も自分のやりたいことを続けられるようにすることです。
健康づくりでは、個人が主体的に取り組むことが大切ですが、健康に影響を与える生活様式や生活環境を社会全体で整えていくこと(環境づくり)も重要であり、また一人で取り組むのではなく、人と人とのつながりによって取り組みを支えていくことも重要とされています。
検討部会とは
「健康都市おやまプラン」の策定にあたっては、市民と行政が一緒になって話し合う「検討部会」を立ち上げ、「市民の目線」を大切にした計画策定を行ってきました。検討部会の委員には、健康づくり団体の代表の方だけでなく、商工会議所や工業会の代表の方や、健康づくり分野以外のまちづくり分野の職員などにも参加いただきながら”人もまちも元気な「健康都市おやま」”を目指し、理想の小山市像について話し合い、それに向けて個人・地域・行政でできることは何か検討を重ねてきました。
全体テーマ”気軽に健康、自然に笑顔、夢広がるまち「おやま」をつくろう”の”つくろう”という言葉には、市民・団体・行政が協働で考えた理想の小山市像に向けて一緒に取り組んでいこうという思いが込められています。
【検討部会の様子】
「健康都市おやま」推進サポーターの会
平成15年3月に策定された「第1次健康都市おやまプラン21」の検討部会の委員の方からの「策定して終わりではなく、策定に携わったメンバーでプランの推進をしていこう」という考えのもと発足した会です。
検討部会委員の方に、会の趣旨に賛同し新たに加入いただいた「市民ボランティア」の皆様と、計画に関連のある庁内各課の行政協力員とで構成されています。
市民に「ヘルスプロモーション」の考え方を普及するための健康づくり講演会の開催や、様々なイベントでプランのPRや健康マイレージの紹介等を行い、「健康都市おやま」の実現に向けた活動を行っています。
小山市の健康づくりマスコットキャラクター「Pちゃん」は「健康都市おやま」推進サポーターの会から誕生しました。
健康づくりマスコットキャラクター Pちゃん
PちゃんのInstagramはこちら