網戸小学校跡地利用について
令和7年4月に乙女小学校と統合し、閉校となる網戸小学校の跡地利用について、「学校跡地利用基本方針」に基づき、検討を行っています。
基本方針では、公共施設等マネジメント推進計画等に留意しながら、行政需要、地域需要、民間事業者等の需要を踏まえた活用を基本とし、庁内の「学校跡地利用検討委員会(以下、検討委員会という。)」、地域住民が主体となる「学校跡地利用検討懇話会(以下、検討懇話会という。)」等を設置し、市と地域等が協働して学校跡地利用について検討を進めることとしています。
跡地利用の前提条件及び跡地等の概要
【網戸小学校跡地】
前提条件
跡地の利用について、更地、新たな建築物の設置、現在の校舎等を利用するなどが考えられます。
所在地 |
小山市網戸1514 |
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土地面積 |
14,231平方メートル |
区域 |
市街化調整区域 浸水想定区域(想定される浸水深5~10m) |
校舎 |
建築年度 |
1984年 |
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構造 |
鉄筋コンクリート構造 |
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階層 |
2階 |
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延床面積 |
2,314平方メートル |
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体育館 |
建築年度 |
1984年 |
構造 |
鉄骨構造 |
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階層 |
2階 |
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延床面積 |
799平方メートル |
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プール |
建築年度 |
1984年 |
規模 |
25m×11m+小プール60平方メートル |
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付帯施設等 |
延床面積 |
120平方メートル |
留意事項 (小山市として留意すべき事項)
(1)公共施設等の基本的な考え方
小山市では、昭和40年代から50年代にかけて多くの公共施設等の建設・整備を行っており、今後これらの施設が一斉に建替え時期を迎えることとなります。
そのため、今後、人口減少や財政不足が深刻化していく中で、すべての公共施設等の維持管理、更新等を行うことが困難になると見込まれていることから、施設の縮減が必要となります。
以上のことから、学校を含む公共施設等の跡地は、行政目的での将来的な利用の可能性について検討し、利用が見込まれない場合は、売却を含む民間事業者の導入等の検討を行う必要があります。
(2)市街化調整区域における規制
網戸小学校は、市街化調整区域に位置しています。
市街化調整区域は、豊かな自然環境を保つため、市街化を抑制すべき地域とされており、土地の開発や建物の建築、建物の使いみちなどが制限されています。
○ 市街化調整区域内で原則立地不可の施設等の例
大規模商業施設、ホテル・旅館等
○ 市街化調整区域内で立地の可能性のある施設の例
地域コミュニティ施設、公園、運動施設、社会福祉施設等
(3)浸水想定区域について
網戸小学校は、浸水想定区域に位置しています。
想定される浸水深は5~10mとなっています。
浸水想定区域における開発については制限を付される場合があります。
検討経緯及び今後のスケジュール
網戸地区の代表者等で構成する「網戸小学校跡地利用検討懇話会」を令和6年4月に設置しました。委員は、自治会その他地域関係組織の関係者6名、経済関係組織の代表者1名、学識経験者1名、市議会議員1名の計9名です。令和7年3月までに、網戸小学校跡地利用に関する提言をいただく予定です。
令和5年度
12月12日 |
令和5年度第3回検討委員会(庁内) |
2月29日 |
令和5年度第4回検討委員会(庁内) |
令和6年度
4月16日 |
令和6年度第1回検討委員会(庁内) |
4月23日 |
令和6年度第1回検討懇話会(地域検討組織) |
6月1日~6月14日 |
網戸小学校跡地利用アンケート実施 |
今後のスケジュール
令和6年7月以降
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第2回検討懇話会(地域検討組織) |
第2回検討委員会(庁内) |
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令和7年3月 |
検討懇話会から提言書の提出 |